将棋上達のためには、詰将棋や次の一手などを解くということも重要ですが、実戦を振り返るということが非常に重要です。
この記事では、将棋ウォーズで棋力向上を目指す方に向けて
・ぴよ将棋を使った振り返りのやり方は?
という疑問にお答えして行きたいと思います。
将棋倶楽部24の棋譜解析をぴよ将棋で行う方法は以下記事で説明していますので参考にどうぞ。
【将棋倶楽部24の棋譜解析】ぴよ将棋で分析・振り返りを行う方法
【将棋ウォーズの棋譜解析】ぴよ将棋で分析を行う方法
将棋ウォーズで対局した後は、必ず「ぴよ将棋」を使った振り返りを行っています。
今までは、PCソフト(私の場合、「激指」)を使っていましたが、手間がかかるので、今は「ぴよ将棋」一本でやっています。
手順が非常に簡単で、アプリも軽いので重宝しています。(駒音が「ぴよぴよ」と小鳥のさえずりなので、負けた後でも穏やかな気持ちになれるのもメリットですねw)
ぴよ将棋は無料アプリですので、お持ちのスマホに入れておくと便利です。以下のリンクからダウンロードできますよ。
ぴよ将棋
STUDIO-K Inc.無料posted withアプリーチ
【ぴよ将棋】棋譜解析の具体的な手順・流れ
それでは、「ぴよ将棋」で棋譜を解析する具体的な手順・流れをご説明していきたいと思います。
①ぴよ将棋を立ち上げます。
「ウォーズ棋譜検索」をタップします。
②ブラウザが立ち上がり、以下の画面になりますので、「将棋ウォーズ棋譜検索」のリンクをクリックします。
③将棋ウォーズのIDを赤枠内に入力します。
④入力したIDの棋譜が出てきます(直近10件ほど。対戦相手のIDで検索もできます)。棋譜解析したい棋譜を探して、「ぴよ将棋」のボタンをクリックします。
なお、将棋ウォーズ棋譜検索画面のIDの前に表示されているアイコン(マーク)の意味を知りたい方は、以下記事が参考になります。
⑤ぴよ将棋のアプリに棋譜が読み込まれて表示されますので、「メニュー」をクリックします。
⑥メニューが開いたら「棋譜解析(自動検討)」をクリックします。
⑦棋譜解析開始画面になりますので、解析レベルなどを選択して「解析開始」ボタンをクリックします。なお、解析レベルはLV30~40までありますが、レベルを上げ過ぎると重くなるので、初めての方は初期設定(LV35)で良いと思います。
⑧棋譜解析が始まりますので、結果が出るまで待ちます。終わると以下のような表示になります。画面下に形勢を表すグラフが出てきます。気になる箇所をクリックするとその局面に移動できます。
悪手や疑問手に対しては、推奨手が表示されますので、気になる局面では、推奨手を確認すると良いです。以下具体例ですが、「指し手」が実際の指し手で、推奨手がAIの推奨する手です。[]内の数字は形勢で、以下の例では、悪手を指したことで、推奨手に比べて数値で1500程度、先手が優勢になっています。
#指し手[1978] 悪手 △5二龍 ▲6一桂成 △同龍 ▲2四歩打 △5七歩打 ▲6九銀 △3四銀 ▲8六桂打 △6四馬
#推奨手[488]△5三馬 ▲4五桂打 △4四馬 ▲3三桂成 △同馬 ▲2二歩打 △同馬 ▲5三角打 △5二龍 ▲8六角成 △8四桂打
⑨解析結果は保存が可能です。「メニュー」から「棋譜をファイルに保存」を選択すると、ファイルに保存します。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、将棋ウォーズで棋力向上を目指す方に向けて
・ぴよ将棋を使った振り返りのやり方は?
という疑問にお答えして、具体的な手順を画像を交えながらご説明しました。
棋譜解析や検討は時間をかければいくらでもできますが、棋力が低いうちは、対局時に指し方が分からなかった局面を1、2検討すれば十分です。
残った時間は、詰将棋や定跡の勉強などに充てた方が上達は早いと思います。
この記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。