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【妻のイライラにうんざり】病気かもしれないと考えてみよう

妻のイライラ うんざり

日頃は仲の良い夫婦でも、ある日突然イライラして、当たり散らす妻に手を焼いてうんざりという経験ありませんか。

私は結婚して20年経ちましたが、本当に妻のイライラにうんざりしてきました。

この記事では、

・いつも妻のイライラと衝突して喧嘩になってしまう。普段は優しい妻が急にキレてひどいことを言う。いつも同じパターンでもう、うんざりだ。

という方に向けて、是非、病気ではないか?と考えてあげてほしいということをお伝えしたいと思います。

生理なんて病気じゃない?

妻と結婚してから約20年ですが、毎月生理前になると大喧嘩をしていました。

生理前だったという事実は、いつも後になって気づくのですが、とにかくイライラして、

・何か言えば、言葉尻をとらえてキレる

・エスカレートすると物を投げる、壊す

・急に落ち込んで「私が死ねばいいんでしょ」と言う

・気にくわなかった過去のことを、非難してくる

・大泣きする

などなど、真正面からぶつかって喧嘩ばかり。

喧嘩のあとは、大抵、妻が謝ってくるので、「ほら、俺が正しいだろ」という感じで何の改善もしないで過ごしていたのですが、毎月の喧嘩もどんどんエスカレートしていきます。

喧嘩になるととにかく私の全てが否定されるような発言を繰り返すので、正直、怒りと悲しみが混じった何とも言えない気持ちになっていました。何度も「もう離婚だ!」という言い争いにもなりましたし。

とはいえ、子供のことがあるのと、普段の妻のことはまだ好きだったので、離婚はあまり考えませんでした。

当時、妻は、「生理前になると病的に精神が不安定になる」「自分ではコントロールできない」と良く言っていましたが、

私は「そうは言っても女性なら生理は誰にでもある話だし、ただの甘えだろ」と思って、病気とはとらえていませんでした

これが大きな間違いでした。

【妻のイライラにうんざり】病気かもしれないと考えることが大切・PMDDを知る

もともと、妻はPMS(月経前症候群)かもと言っていましたが、「ふーん」、「病気のせいにするわけ?」みたいな感じで、真剣に考えていませんでした。

そんなある日、妻のイライラについて調べていた時に、以下の記事に出合いました。

「生理前に別人になる妻」を支える43歳夫の献身 | 健康 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)

PMS/PMDD(月経前不快気分障害)の奥様との関係が書かれた記事ですが、以下のような記述があり、全く私の妻と同じだということに気が付きました。

妻は、生理10日前くらいから眠気や腰痛、イライラ、情緒不安定などの症状が強く出ます。

妻は生理前になると、些細なことで怒り始め、物を投げつけたり、壊してしまうことも。那須さんに対しても、一方的に怒り出し、家を飛び出してしばらく戻ってこないことや、「離婚する!」と言って騒ぐことも少なくない。

生理前後になると妻は、人の悪い所を探し、自分の気に入らないことや思いどおりにならないことがあると文句を言い、責めたり無視をしたりするので、

その後、PMS/PMDDについて調べるようになり、以下サイトの「PMDDをセルフチェック」の質問事項にほとんど当てはまるということが分かりました。

PMSとPMDDの違い | PMS(月経前症候群)ラボ (otsuka.co.jp)

例えば、以下のような症状リストに妻は全て当てはまりました。

症状リストA(月経前1週間)
・突然悲しくなる、涙もろくなる。また、拒絶や批判に対する感受性が高くなる。
・イライラしたり、怒りっぽくなったりする。
・うつ気分や落ち込みが強い。
・不安、緊張感を感じることや、”高ぶっている””いらだっている”などの感情がある

PMDDは、「重度のPMS」と考えられるほど、つらい症状であり、女性の生理といっても、人によって症状の重さが違うということを知りました。

妻も詳しくは知らなかったようで、一緒に勉強する中で、いつもの大喧嘩はお互いが悪いのではなくPMDDが引き起こしたもの、と理解できたので気持ちが落ち着きました。

二人で、治療が受けられる病院を探し、心療内科を受診しました。

結果、PMDDということで、レクサプロという薬(抗うつ薬)をいただいて服用したことと、PMDDという病気を知ったことで、お互いそろそろヤバそうだという時期を意識するようになり、喧嘩は減っていきました。

なお、私の妻は(診断されてないですが)ADHDの方の特徴に似ているところもあり、以下の記事も非常に参考になりましたのでご紹介します。

結婚1年で訪れた離婚危機。5日間のプチ別居の効能は。 夫婦にとって良い距離を考えた | ハフポスト LIFE (huffingtonpost.jp)

妻のイライラに上手く対処する方法

というわけで、ここからは、PMSやPMDDの妻のイライラに上手く対処する方法です。

一番大切なのは、

妻の生理の周期を把握すること

です。

生理前の約10日は精神的に不安定で、喧嘩になりやすい時期ですので、注意が必要です。普段から「次の生理っていつ頃だっけ?」とコミュニケーションをとることで、自分の中で、「いつ頃から警戒が必要」と備えることができます。

重要なのは、

・イライラしている妻もつらいということ

を理解して、暴言があったとしても、「病気(PMDDなど)が言わせている」、と一歩引いて冷静に考えることです。

それでも衝突することはあると思います。

その際は、以下のような行動をとると上手く収まることが多いです。

・(自分がイライラしてしまったら)妻に告げて、少し(気持ちが落ち着くまで)離れる。

・そっと背中をさすったり、抱きしめてあげる

・ハーブティなど良い香りの温かい飲み物を出す

どうしてもだめなら、少し家を出るなど、距離を置くことが重要です。相手は病気なので、衝突しても意味がないですから。

また、過去の喧嘩のときに「こうしてほしい」と言われたこと実践しましょう。

私の場合が「背中をさすったり、抱きしめる」でしたので、いつもそうするようにしています。

男性に結婚する前に読んで欲しい1冊

最後に、男性は同じ体験ができないため、どうしても女性の生理について、理解できないことが多いです。

かといって、本を読むのもなあという方も多いと思います。

そんな男性たちにお勧めなのが、「生理痛」「むくみ」「頭痛」「貧血」「イライラ」「PMS」などが擬人化した「生理ちゃん」と女性との生活を描いたマンガ「生理ちゃん」です。

マンガなので簡単に読めますし、理解が深まると思います。結婚前(後でもOK)の男性は必読の1冊だと思います。

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まとめ

いかがでしょうか。

この記事では、

・いつも妻のイライラと衝突して喧嘩になってしまう。普段は優しい妻が急にキレてひどいことを言う。いつも同じパターンでもう、うんざりだ。

という方に向けて、是非、病気ではないか?と考えてあげてほしいということをお伝えしてきました。実際、妻がPMDDだと分かり、二人の喧嘩はかなり減りましたし、妻がつらいということも良く理解することができました。

20年前の自分に知ってほしいと思って書いた記事ですが、同じように「妻のイライラにもううんざり」と思われている方が「妻は病気かも?」と考えていただくきっかけになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
はぴねこ
ただの猫好きおじさんです。様々なきっかけで仕事に縛られず残りの人生を楽しんで生きようと決めました。楽しかったことや役に立つことを発信していきたいです。

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