先日、所管の税務署から「保管されている書類の提出のご案内」という郵便物が送られてきました。
私は医療費控除及びふるさと納税の控除適用のため、確定申告を実施しています。2019年度の確定申告からe-TAXでの申告を行っていますが、このような依頼があったのは初めてです。
突然のことでびっくりしたので、他の方の参考になればと思います。
e-TAXでの確定申告と証明書類の提出省略
e-Taxは、ネットを使って確定申告などの手続ができる国税庁のシステムのことです。
確定申告の時期に税務署で行列に並ぶことなく、自宅から確定申告書類の提出ができるということで、とても便利です。
私も2019年度の確定申告から利用を開始しましたが、自宅で手続きが完結するのが非常に便利でした。
その際、医療費の領収書など第三者が作成する書類は添付を省略できますが、5年間は保存が必要となっています。
【確定申告】税務署から来る「保管されている書類の提出のご案内」の内容
「保管されている書類の提出のお願い」と題されている書面の要旨は以下の通りです。
・e-taxの利用へのお礼
・所得税等の確定申告をe-TAXで行い、その記載の内容を送信等の方法で各種証明書等の提示又は提出を省略した場合、税務署はそれを確認できることになっている
・この制度を利用した者のうち、一定の者を抽出し、書類を提出するよう依頼している。
・ついては以下期限までに返信用封筒にて提出すること。
提出書類については、税務署側から指示があります。
私の場合は、先ほど触れた通り、確定申告で控除を申請している以下の2項目について提出指示がきました。
・寄付をした団体等から交付を受けた寄附金の受領証等(⇒ふるさと納税)
・医療費の領収書、おむつ使用証明書などの証明書
提出書類は、確認後返却されるそうですが、提出後1か月経った現時点でも返却はされていません。
証明書類の提出期限
今回の書類提出のお願いが来たのが、8/27だったと思いますが、提出期限は、
9/8(水)
となっていて、結構タイトな期限設定となっています。
ちゃんと書類を整理・保管していないと大変だと思います。今回は、確定申告で整理した書類がそのまま保管されていたので、念のため書類がそろっていることを確認して、8月中に返送しました。
とはいえ、改めて書類を確認するのは少し面倒ですね。
来年からはe-TAXの利用を見合わせたい
次回からは、e-TAXの利用を見合わせようと思いました。
というのも、証明書類の添付(及び書類を持ち込む手間)が省略できるところにメリットがあったのですが、半年経って突然書類を提出しろと言われるなら最初から出しておいた方が精神衛生上良いかなと。
悪いことはしていなくても気分悪いですし、書類を改めて確認したりする手間もありますし、何より持込や郵送であれば、書類添付すればそれで終わりですが、e-taxで省略すると5年も書類を保管する必要があるということが大きなデメリットだと思いました。
というわけで次回はe-TAXの利用を見合わせを検討します。
まとめ
先日、所管の税務署から「保管されている書類の提出のご案内」という郵便物が送られてきたわけですが、その内容や対応、感想や来年に向けての思いなどをお伝えしてきました。
e-taxは便利ですが、正直、痛くもない腹を探られるのは気分の良いものではありませんし、書類の保管も面倒ですからね。
書類提出後どうなかったのかは、【確定申告】医療費控除明細書への交通費の書き方が間違っていた【正しい書き方】に記載しています。ご興味があればどうぞ。
という訳で記事は、以上です。何かの参考になれば幸いです。
最後は、いつも通り、私の好きな斎藤一人さん「人生がなぜかうまくいく人の考え方」の天国言葉で締めたいと思います。
愛しています、ツイてる、うれしい、楽しい、感謝します、しあわせ、ありがとう、ゆるします
最後までお読みいただきありがとうございました。
記事を拝見しました。
素朴な疑問です。
証明書類の提出を求められたのは、その時の還付金が高額だったから…等、思い当たることはありますか?
私もe-taxで医療費控除をしたことがありますが、還付金1000円程度でした。
このような低額の還付金に対して、いちいち調査をするとは考えづらく、質問致しました。(見られて困るような医療費はありません、念のため)
返信が遅くなり申し訳ありません。
病気の子供がいるため、毎年医療費控除が高額になっています。大体30万円~40万円でしょうか(還付額ではありません)。
そのため調査が入ったのではないか、と考えています。
ふるさと納税もそれなりにやっていますのであわせるとそこそこの還付金になりますし。。
回答になっていますでしょうか。