にらは家庭菜園では、狭い場所で長年育てられて、何度も収穫できるありがたい野菜だと思います。
この記事では、そんなニラについて、
・にらの株分けはいつやるの?やり方は?
・どんな効果があるの?
とった疑問にお答えしていきたいと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて7年以上です。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っています。ニラは露地栽培、プランターそれぞれで毎年育てています。
【にら栽培】株分けのやり方と効果
ニラは、家庭菜園でも、狭い場所に植えておけば、何度も収穫出来てありがたい野菜です。
病害虫にも強く、ほったらかし栽培でOKなのが嬉しいところですよね。しかも多年草なので、毎年植える必要がありません。
とはいえ、2~3年取り続けると良い葉が収穫できなくなってきます。なぜかというと、ニラは栽培している間に株が分裂して増えていきます。そうすると一か所に何株も生えることになり、密集して、細い葉っぱしか育たなくなるということです。
そうなる前に株を更新し、新しくて良い葉が生えてくるように準備するのが株分けです。
株分けのやり方
株分けのやり方を説明していきます。
実施時期は、2月下旬~3月上旬ごろです。冬眠から覚めて、新しい芽が出始める頃とイメージしてください。
株分けの手順は以下の通りです。
- 根元から5cm程度残して、生えている葉を刈り取る
- 株の周りにシャベル、鍬、スコップなどを差し込んで根っこごと株を掘り起こす(根っこはすべて取る必要はありません。途中で切れてもOKです)
- 掘り起こした株の根っこの土を落とし、割りばしのように指で株を割る。
- 株を分け終わったら、根っこを5cm程度にカットし、元肥をまいた畝などに2・3株まとめて一か所ずつ植える。
以上です。
株分けの効果
株分けの効果は、以下の通りです。
・株が密集しなくなり、のびのびと生長できる
・新たに生えてくる葉が良質なものになる
・株分けすることで株数が増えるので収穫も増える
それ以外にもいろいろありますが、こんな感じでしょうか。
私の場合、畑の区画の端っこに1列に植えていますが、数年前に比べると株分けの結果、ニラを育てている範囲が広くなって収穫も増えていますよ。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・にらの株分けはいつやるの?やり方は?
・どんな効果があるの?
とった疑問にお答えしてきました。
何かの参考になれば幸いです。記事は以上です。