最近、身近なところで、知人が亡くなるということがありました。
年齢的には40歳代。まだ若いのにという気持ちもありましたが、同じような年齢の自分自身にも次に起こりうるかもしれないと考えましたが、
・40歳代の死亡率って大体どれぐらいなんだろう?
という疑問が出てきたので、調べてみたので、結果などをご紹介したいと思います。
40歳代の死亡率ってどれぐらい?年齢別死亡率を見てみた
死亡率といっても様々な定義やデータがあると思いますが、今回は、厚労省が公表している「簡易生命表」というものを使って調べてみました。
簡易生命表の説明は以下の通りですが、
簡易生命表は、日本にいる日本人について、平成 30 年1年間の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の者が1年以内に死亡する確率や、平均してあと何年生きられるかという期待値などを、死亡率や平均余命などの指標(生命関数)によって表したものである(引用:厚労省HP)
要するに各年齢の人が1年以内に死ぬ確率と平均余命を示した表のようです。0歳から105歳以上までの各年齢ごとにデータが示されています。(データは厚労省のHPからDL可能です)
簡易生命表から40歳の死亡率を見てみます。
40歳代の死亡率はどれくらい?
まずは、男性から。
簡易生命表の抜粋です。40歳代(40歳から49歳)までを黄色く塗っています。左から2列目の死亡率のところがその年齢の死亡率です。
例えば40歳のところに「0.00094」とありますが、これは100倍すると%になりますので、「0.094%」となります。1000人あたり0.94人ということを表しており、40歳の人が1000人いたら999人は1年後に生き残っているということですね。
49歳になると少し確率が上がり、「0.221%」まであがります。40歳代で累積すると1.3~1.5%ぐらいでしょうか。100人いれば1人死んでもおかしくないという感じですね。
女性の場合はどうでしょうか。
同じように見ていただくと40歳が「0.058%」、49歳で「0.135%」となり、男性の約半分の死亡率となっています。
他の年代の死亡率はどれくらい?
40歳代の死亡率をご紹介しましたが、ほかの年代の死亡率はどれぐらいでしょうか。
前年代の死亡率を累積したグラフを作ってみました。こちらが男性。
こちらが女性です。
同じようなグラフになっていますが、男性の方が早く死亡率が上がっていくのがお分かりいただけると思います。
主な年齢別(年代別ではないです)の死亡率は以下のような感じです。それ以外の年齢の死亡率を知りたい方は、簡易生命表で確認ください。
年齢 | 男性 | 女性 |
50歳 | 0.245% | 0.145% |
60歳 | 0.651% | 0.297% |
70歳 | 1.695% | 0.711% |
80歳 | 4.565% | 2.244% |
90歳 | 14.830% | 9.348% |
100歳 | 38.229% | 30.491% |
個人的な感想では、意外と死亡率って低いんだなと感じました。100歳の人が100人いても男性は60人以上、女性は70人以上は生き残るわけですから。
自分の年代の死亡率を知って
さて、冒頭でお書きしたとおり、最近身近な知人が亡くなったことを受けて、自分の年齢の死亡率を調べたわけですが、男性の場合40歳代でざっくり100人に1人死ぬという感じでした。
40歳代を生き残る可能性の方が圧倒的に高いわけですが、とは言えその1人にならないとも言えません。
最近、私のある知人が転職しました。
大手企業に勤めエリート街道まっしぐらだった人物がベンチャー企業へ転身したわけですが、その際こんなことを言っていました。
・人生何があるかわからない。チャンスのあるうちにやりたい事にチャレンジしたい
私もまったく同じ思いを感じ、今は「後悔なく生きたい」そう強く思っています。
まとめ
いかがでしょうか。
・40歳代の死亡率って大体どれぐらいなんだろう?
という疑問について自分なりに調べてみました。
今の年齢における死亡率はそれほど高くないことはわかりましたが、いつ何があるかわからないですし、順番がいつ回ってくるとも限りません。
「後悔なく生きたい」との思いが強くなったので、しっかりと行動に移していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が何かの役に立てば幸いです。