こんにちは。
明日葉に含まれるフラボノイド(色素成分)の一種に驚きのアンチエイジング効果があることを
グラーツ大学(オーストリア)の研究チームが突き止めたという論文が2019/2/19に
オンライン科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載されました。
The flavonoid 4,4′-dimethoxychalcone promotes autophagy-dependent longevity across species
明日葉という日本原産の野菜は不老長寿の薬だったのでしょうか。
研究の内容についてみていきたいと思います。
明日葉(あしたば)とは
研究の内容の前に、明日葉について、少し触れておきます。
明日葉(あしたば)は、日本原産のセリ科の多年草で、
学名はアンジェリカ・ケイスケイと言われます。
日本原産の植物で、房総半島から、紀伊半島、伊豆諸島などに自生しています。
生育が旺盛で「今日、葉をとっても、明日には新しい芽が出てくる」と形容されるほど、生命力が旺盛なところが名前の由来ともなっています。
八丈島が産地として有名で、八丈草とも呼ばれています。
古くから伊豆諸島では長寿の人が多く、明日葉は長寿草とも言われていました。
明日葉の効果・効能や食べ方などは以下の記事で紹介しています。ご参考にどうぞ。
研究結果を掲載したネイチャーコミュニケーションズとは
さて、研究結果が掲載されたネイチャーコミュニケーションズとはどんな雑誌なのでしょうか。
掲載媒体の信用度が低いと、研究結果も信頼できないですもんね。
というわけで、ネイチャーコミュニケーションズについて調べてみました。
wikipediaによれば、
- 2010年よりNature Publishing Group(世界で特に権威のある学術雑誌のひとつと評価されるネイチャー誌)によって発行されているオープンアクセスの学術雑誌
- 自然科学の全分野を扱い、出版においては物理科学、地・環境学、生命科学、医学の各分野にカテゴライズ
- 掲載には非常に高いレベルの学術的価値が求められ、編集者によるレビューと各分野の専門家によるピアレビューを経て認められる
となっていまして、かなり権威のある学術誌への掲載ということで、信頼できる研究結果となっています。
オーストリアの研究チームの研究結果
明日葉に含まれる、フラボノイド(色素成分)の一種
4,4′-dimethoxychalcone(4,4’-ジメトキシカルコン、略称DMC)が
酵母、線虫、ハエなどの寿命を延ばし、
ヒトの細胞の老化を遅らせると思われる効果が認められたと報告しています。
線虫、ショウジョウバエについては、DMCを投与すると、寿命が約20%伸びたとのこと。
人間が摂取し続けたら、人生100年時代どころか、人生120年時代になりますね。
また、心臓への血流が低下した心臓病を発症したマウスに上記DMCを投与すると、心臓細胞が保護されることが実験で報告されています。
細胞自身が自身の不要なたんぱく質を分解し、
細胞内をきれいにするオートファジー現象をDMCが誘発するのではないかということで、
これがアンチエイジング効果をもたらすのではと言われています。
まとめ
いかがでしょうか。
人間がアンチエイジングするために必要な明日葉の量はわかりませんが、意識して摂取していけば、「20%寿命が延びる」ことはなくても、それなりにアンチエイジング効果は期待できそうですね。
今後、研究が進み、明日葉のアンチエイジング効果がさらに解明されていくと良いですね。
皆さんも、一緒に明日葉をもりもり食べていきましょう!
↓明日葉の粉末が入った青汁です。サプリメントなので飲みやすいですね。
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↓苗から育ててもりもり食べるという方法もありますね。
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この記事が皆様の何かの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。