こんにちは。今日で、禁酒11日目です。
この記事では、
・どうしても禁酒ができない。どうすればいいかなあ?
という疑問にお答えしていきたいと思います。
禁酒方法は様々だと思いますが、この記事では、マインド(気持ち)に焦点をあてて考えます。
この記事の信頼性
(後日追記)20年近く休肝日無しで飲み続けていた私ですが一念発起して1か月超の禁酒に成功しています。その間の記録を禁酒・断酒日記として公開しています。実際にやったことや、考え方、コツ、雑感など記載しております。こちらの記事「【禁酒日記:30日目】禁酒1か月達成。振り返りとやって良かったことや感想をお伝えします」で全体が分かるようになっていますので、ご興味がある方はどうぞ。
こちらの記事も参考になると思います。
ダイエットのために禁酒したい人は以下の記事も参考になると思います。
【禁酒日記:11日目】どうしても禁酒できない人は飲酒のヤバさを知ろう
私もそうでしたらが、どうしても禁酒ができない人は
・禁酒の目的が明確ではない
ということがあると思います。
目的には、
・こうなりたい
・こうなりたくない
の二つがあると思いますが、この記事では、飲酒を続けるとやばいよ=こうなりたくないという気持ちになるものを考えます。
具体的には、
飲酒(=アルコールの危険性)
です。
飲酒はマジでやばい
飲酒・アルコールの危険性については、様々な研究や分析が報告されていますが、中には、非合法の薬物よりも危険性が高いという見解も出ています。
具体的にはどのような点で危険なのでしょうか。
カナダや米国の各州などで、娯楽用の大麻使用も合法化する動きが進んでいます。
背景には、「合法とされている薬物に比べて危険が少ない」という認識が広がってきたことがあります。
そしてその合法とされている薬物として大麻と比較されるものが、アルコールです。
オバマ大統領も「大麻はアルコールほど危険ではない」と発言していました。
実際はどうなのでしょうか。
オバマ大統領の発言を裏付けるような結果が、ドイツのチームの研究からわかっています。
ドイツの研究チームが、暴露マージン(MOE)法という手法を用い、大麻、アルコール、タバコ、ヘロイン、コカイン、覚醒剤、エクスタシーの危険性を比較しました。
結果は、下の表になりますが、横軸が危険性です。
アルコールはハイリスクである一方、一番下の大麻はローリスクに分類され、アルコールは大麻の114倍危険だという分析結果になっています。
日本では「大麻取締法」によって、禁止されている大麻がアルコールより危険性が低いとは驚きです。
逆に、上の表では、コカインやヘロインよりもアルコールの危険性が高いという評価になっていて、飲酒がマジでヤバいことがお分かりいただけると思います。
アルコールはコカインよりも依存性が高い
アルコールがほかの薬物に比べてどれぐらい影響があるかについては、さまざまな議論があります。
特に依存については、飲酒をした人の性格やその環境などによっても異なりますが、
アルコールの依存性の高さについては、さまざまな研究結果も出ています。
コロンビア大学の研究チームが2011年に発表した推計では、依存に陥る人の割合はアルコール22.7%、タバコ67.5%、大麻8.9%です。
この結果を見てもアルコールの依存性の高さがわかります。
さらに、デビッド・ナット氏(イギリス薬物乱用諮問委員会の元会長)の研究での依存度ランキングでも
1位:ヘロイン
2位:アルコール
3位:コカイン
4位:バルビツール系
5位:ニコチン
と、非合法薬物のコカインよりも依存度が高いという結果になっています。
コカインよりも高いというのはこれもまた驚きです。
アルコールに関連する死者は全世界の死者の5%
WHOによれば、2016年に世界で死亡した人のうち約300万人が飲酒を原因として亡くなっていたと報告されています。
実に1分間に6人が飲酒を原因として亡くなっていることになります。
飲酒関連での死亡者はこの年の世界の全死亡者に約5.3%を占めています。
20人に1人はアルコール関連で死んでいるということになります。
この報告書については、以下の記事で詳しく書いているので参考にどうぞ。
飲酒を続けていくといつか自分が300万人のうちの1人になるってことですよね。
酒で死ぬって、やっぱり嫌だなと思うので禁酒は続けていきたいです。
アルコールが禁止の国もある
アルコールの危険性を知ってか知らずか、
主にイスラム法で禁止されているイスラム圏の諸国、サウジアラビア、イラン、マレーシア(*)などでは、薬物(ドラッグ)と同じように、飲酒を犯罪としている国もあります。
(*)非イスラム教徒の飲酒は認められているケースもあるようです。
過去米国でも1920年代に禁酒法というものがあり、飲酒が禁止されていた時代もあり、
現代に限らず、アルコールの危険性は意識されてきたということだと思います。
アルコールはドラッグだと認識するべき
アルコールの危険性は、大麻よりはるかに高く、依存性も他の薬物と変わらず高いということを考えると、アルコールは薬物(ドラッグ)として捉える必要があると思います。
特定非営利活動法人アスクの依存薬物データベースではアルコールを以下のとおり明確に「依存性薬物」と定義しています。
アルコール
ビール、ワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎、リキュールなどは、いずれも「エチル・アルコール」が主成分。合法的に市販されているが、れっきとした依存性薬物だ。
なお、未成年の飲酒は成長期の心身に大きなダメージを与えるため「未成年者飲酒禁止法」で禁じられている。作用はヘロインなどのモルヒネ型薬物に似て、身体依存性が高く、離脱症状は激しい。
臓器への急性・慢性毒性があり、急性アルコール中毒で死に至ることも。慢性毒性としては、肝臓病や脳の萎縮をはじめ、すい炎や糖尿病、骨粗しょう症、がんのリスクも高まる。多量の飲酒によって、身体は病気の見本市のようになってしまう。未成年者にとっては、違法薬物へと移行するきっかけになる入り口のドラッグでもある。違法薬物を転々と使用した後に再びアルコールへ戻るという最終のドラッグにもなっている。
下線を引いた部分を見ると、これを薬物と呼ばずしてなんと呼ぶのだろうと考えてしますね。
合法であるということだけで、世の中では安全なものとして認識されがちですが、認識を大きく変える必要があると思います。
タバコ、マリファナは世界中に広まったが、なぜペヨーテやキンマはそうならなかったのか? なぜアルコールは合法でヘロインは非合法なのか? といったことが説明されています。レビューも高評価な一冊です。
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<禁酒成功後に追記>
禁酒を考えている方は、私の禁酒・断酒日記が参考になると思います。実際にやったことや、考え方、コツ、雑感など記載しております。
以下記事「【禁酒日記:30日目】禁酒1か月達成。振り返りとやって良かったことや感想をお伝えします」で全体が分かるようになっていますので、ご興味がある方はどうぞ
ビールが止められない方に個人的に絶対おススメなのが、「ヴェリタスブロイ」です。私はこれで禁酒に成功したと言っても過言ではありません。
ノンアルコールビールについてはこちら「【禁酒日記:24日目】禁酒におすすめのノンアルコールビール ランキングを公開するよ」も参考にしてください。
禁酒11日目の結果
今日ももちろん、結果は「〇」です!
夕食など
今日は日曜日。
昨晩の台風も一過しましたが、広範囲で様々な影響が出ているようですね。被災された方々にお見舞い申し上げます。
今日は引き続きノンアルコールビール「ヴェリタスブロイ」を飲みました。
他にも、禁酒中におすすめのドリンクは以下記事で紹介しています。合わせてどうぞ。
短期的な目標の達成状況
本日までの目標の達成状況です。達成したものを取り消し線で消しています。
本日は、禁酒継続11日目なので、達成した目標はありません。
なお、明日は、下から2番目の目標(?)のために飲酒します。先に宣言。
引き続き頑張ります!!
・初日は飲まない
・2日続ける
・3日続ける
・5日続ける
・1週間続ける
・2週間続ける
・3週間続ける
・人間ドックまで飲まない
・但し、子供の誕生日だけは祝い酒を飲む
・ブログでうその報告は絶対しない(飲んでしまったら飲んだと書く)
体重と体脂肪率、血圧の測定
体重と体脂肪率、血圧などを測定し、どのように推移していくかを記録していきたいと思います。
体重 | 63.9kg |
体脂肪率 | 19.3% |
最高血圧 | 126 |
最低血圧 | 60 |
脈拍 | 64 |
禁酒11日目の変化
今日は久しぶりに飲みたくなりました。
明日飲めるという気持ちが強いのでしょうか。
まだ、完全に飲酒依存から抜け出せたという状況ではないですね。
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