初心者でも栽培が簡単で、栄養もたっぷりなモロヘイヤ。
私も毎年育てていますが、この記事では、
・モロヘイヤを栽培しているが、冬越しの方法はあるの?
という疑問のお答えしていきたいと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて7年以上です。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っています。モロヘイヤは毎年育てています。
モロヘイヤは多年草?一年草?
モロヘイヤの冬越しを考えたとき、「モロヘイヤって多年草なの?1年草なの?」という疑問が出てきます。
ネットで色々と調べてみると1年草と分類されているものもあれば、多年草と記載されているものもあります。どっちなんでしょうか?
モロヘイヤという名前は、古代エジプトの王の重い病いを治したことから,アラビア語で「王が食べる野菜,王の薬草」という意味が由来だそうです。
エジプトなどのアフリカやインドが原産ということで、熱帯地域に自生する野菜です。暑さには強いですが、寒くなると枯れてしまうため、日本では「1年草」となります。
で、原産の熱帯地域では、どうなのでしょうか。
あまり情報がなかったのですが、wikipediaによると、
日照時間が12時間以下になると開花結実する。
とありました。日照時間が常に12時間以上ある地域は、地球上では、赤道直下の地域だけですので、基本的には原産地でも1年草と考えて良さそうです。
【モロヘイヤ栽培】冬越しの方法
モロヘイヤは、寒さに弱く気温が10度以下になると枯れてしまいます。
また、日照時間が短くなると開花し種をつけるので、こちらも枯れてしまいます。
なので、今年育てた株を越冬させようとすると
・気温
・日照
の二つを管理する必要があります。
ビニールハウスで農家さんが管理するならともかく家庭菜園でそこまでやる必要ないですし、やらないと思います。
室内で越冬させる
今年育てた株をどうしても越冬させたい場合は、プランターなどを秋の早い段階で、室内に取り込むという方法があります。
室内なので、気温は一定以上保つことが可能だと思いますが、日照時間の問題がありますので、あまりうまくいかないと思います。(照明の明かりだけだと光の強さが足りないと思われます)
したがって室内で越冬させる方法としては、挿し穂で越冬させるということになります。
手順は以下の通りです。
- 秋までに育てたモロヘイヤの茎の若い部分を切り取る
- ペットボトルなどに水を入れてつけておく
- 根っこが出てきたら、鉢などに植え替えて室内で育てる(水耕栽培のままでも可)
- 翌年、暖かくなってきたら、畑などに植え替える
越冬させたい場合は気温が低くならないよう、リビングなどにおくと良いと思います。日中は日差しに当たるように、窓辺に移動すると良いです。
水耕栽培で越冬させてみたいという方は、以下の書籍も参考になると思います。
(2021/06/23 00:24:56時点 Amazon調べ-詳細)
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・モロヘイヤを栽培しているが、冬越しの方法はあるの?
という疑問のお答えしてきました。
個人的には管理がやや面倒なので、「翌年になったら種から育てる」or「スーパーで買ってきて挿し穂にする」、方が楽なので、あまり越冬はしていません。。。
モロヘイヤ栽培は暑くなったらほとんどほったらかしで手間がかからないですから、冬の間手間をかけるのが、ちょっと・・
興味がある方は是非チャレンジしてみてください。
記事は以上です。
(2021/06/23 00:24:56時点 Amazon調べ-詳細)