こんにちは。
今日は、「ブログで稼ぐ」は不労所得なのか、不労所得ではないのかについて、考えてみたいと思います。
結論は、ブログは厳密にいえば不労所得ではなく、本気でやらないならバイトした方がお得だが、努力次第では、不労所得に近くなる。
あくまで私の考えですので、賛否両論あると思いますが、ご興味のある方はお付き合いください。
そもそも不労所得とは
ブログが不労所得かどうか考える前に、そもそも不労所得とは何かについて考えてみたいと思います。
ウィキペディアによれば、
不労所得(ふろうしょとく、英: unearned income)とは、それを得るために労働する必要がない所得のこと。労働の対価として得る賃金・報酬以外による所得を指し、働かずとも得られる収入または収入源という意味で用いられることが多い。
と定義されています。
「働かずとも得られる収入または収入源」ということのようです。
働かずとも得られるという所がポイントで、働いて得られた収入は給料であり、賃金であり、労働所得(言葉が正しいかわかりませんが)なのです。
では、ブログで収益をあげることは不労所得なのでしょうか。
ブログは不労所得なのか
よく、
・ブログを書いて不労所得を得ましょう
・ブログで稼ぐ、
・ほったらかしでも1ヶ月で10万pv、収益何万円
とか言った記事を見かけますよね。
記事や広告自体が悪いわけでもありませんし、実際、ブログの一面をとらえると不労所得と考えることができます。
どういうことかというと、公開された記事が収益を産み出している場合はある意味、不労所得が発生している状況と言えます。
あなたが遊んでいても、寝ていても、その間に記事を読んでくれる人がいれば、収入は入ってきます。
これぞまさに不労所得と言わずしてなんと言うという感じです。
が、、、ちょっと立ち止まって考えましょう。
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ブログ作成は労働か?
さて、不労所得の定義を振り返りましょう。
「働かずとも得られる収入または収入源」
でしたよね。
確かに公開した記事が、勝手に収益を生み出す=不労所得
と考えることができますが、
公開した記事はどのように作られたのでしょうか。
そうです、ブログの記事作成は、あえて言葉を選ばないで言えば、労働だと思います。
ただの趣味です、と言い切れる方は良いですが、収益化を目的としている方は、趣味とは言い切れないいのではないでしようか。
記事を書くにも、下調べ、構成を考える、実際に書く、といった作業が発生します。
ブログを始める時も、ドメイン取得やサーバーのレンタルなど、やることはいろいろあります。
ブログが収益化するのは100記事書いてから、ともいわれますが、かなりの時間を費やすことになると思います。
従って、ブログの収益は=労働の対価
と考えることもできそうです。
ブログの時給について考える
平均的な初心者ブロガーさんは、2500字ぐらいの記事を4時間ほどで書き上げるそうです。
一方、以下の記事で紹介されているノービスクラスのPV(月間1万PV)だと、大体数千円から1万円以上が収益になるということのようです。
例えば、月間1万PVを得るために100記事をアップしたとすると、そこまでにかかる時間は、
100記事×4時間=400時間
になります。
1PV当たりの収益額が0.5円とした場合、
10,000PV×0.5円=5,000円
の収益となります。
時給に換算すれば、たったの12.5円です。
一般的なバイトで時給1000円もらえる仕事がざらにある世の中で、時給12.5円て低すぎますよね。
だから、ここでやめてしまうと勿体ないんです。バイトの方が良かったよねってことになるんです。
だって、400時間働いたら、40万円ですよ?
ブログとバイトの違い
さてここからが本題。
バイトの方が儲かるなら、ブログなんてやらなければいいじゃん。
ということになるのですが、両者には大きな違いがあります。
バイトの時給は増えませんが、ブログは時給を上げていくことができるということです。
ブログで公表した記事はずっと集客を続けます。
先ほど、時給12.5円というお話が出てきましたが、同じように集客が続けば、1年で時給は150円(12.5円×12か月)となりますし、その状況が7年程度続けば、時給換算で1,000円を超えてきます。
このようにブログは時間とともに、収益を積み上げることができます。
一つの記事に着目すると、
例えば、
1PV あたり0.5円稼いだとしましょう。
記事作成にかかった時間か4時間ですからバイトで稼げるお金は4000円です。
つまり書いた記事が8000PVを集めることができれば(何年かかっても)バイトより効率が良かったということになりますよね。
実際は、何年も放置していれば検索上位に表示されなくなってくるのでしょうから、メンテナンスや継続的な記事更新が必要となり、その分の作業時間は発生しますよね。
結論
ブログは厳密にいえば不労所得ではないと思います。
収益が伸びる前に、すぐやめてしまうと、時間だけかかって、同じ時間かけるならバイトした方がまし、ってことになります。
記事作成の労力やメンテナンスの手間を考えると継続は大変です。
でも、収益化が上手くいき、努力を重ねることができれば、記事当たりの収益が大きく上がってくるようになれば、換算した時給も高くなりますので、不労所得へ近くなっていくと思います。
私も、以下のようなことを意識しながら、
記事作成の時間を短くする
PV あたりの単価を上げる
公開した記事が、自動的にお金を稼いでくれる資産となっていくように取り組んでいきたいと思います。
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まとめ
いかがでしょうか。
この記事が皆様の何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。