この記事では、
・初心者がチェロを始めるときに揃える道具、用品、グッズ、雑貨にはどんなものがあるのかなぁ
という疑問にお答えしていきたいと思います。
私も大人になってから初心者でチェロを習い始めました。最初は何が必要か分かりませんでした。振り返ってみて「これは買って良かった」とか、「これは買わなくてよかった」といった感想を交えてお伝えしていきたいと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者は、30代で完全初心者からチェロを習い始めました。「山野楽器の大人のチェロ教室」で5年以上レッスンを受けた実績があります。
【楽器関連】チェロを始めるときに揃えるチェロ用品・グッズ・雑貨
まず、最初は楽器(チェロ)に関連するものです。揃えるものは大きく以下のものがあります。
・チェロ本体
・弓
・チェロケース
・松脂
順番に説明していきます。
チェロ本体
当たり前ですが、チェロの本体が必要です。
レッスンで使うチェロとして主に2つのチェロがあります。以下の通り。
・普通のチェロ
・サイレントチェロ
ちなみに、多くの教室では、レンタルのチェロがあると思いますので、チェロをいきなり買う必要はないです。
チェロという楽器が自分に合っているか、レッスンを続けられそうか、何か月かレッスンを受けてから購入すればOKです。
さて、「普通のチェロ」「サイレントチェロ」どちらを買えばよいかです。
結論から言えば、最初から
普通のチェロ
を購入して下さい。
理由は私の経験なのですが、私の場合マンション住まいでしたので、音を気にして最初はサイレントチェロを購入しました。私が購入したのはこれです。
サイレントチェロと普通のチェロは別物です。抱えた感覚も違えば、音の響きも違います。サイレントしか持っていないと、結局普通のチェロが欲しくなります。
私もレッスン開始1年で普通のチェロを購入しました。ですから、チェロを続けようと思ったら最初に購入するのは「普通のチェロ」がおすすめです。
なお、購入が予算的に厳しいという方は、楽器を無料プレゼントしてくれる音楽教室を検討してみてはいかがでしょうか。参考までリンクを貼っておきますので興味のある方はどうぞ。
EYS音楽教室(楽器とケースが無料でもらえます)
弓
チェロを弾くために必要な相棒が「弓」です。
弓はチェロ本体を購入する際、同時に購入すれば良いです。値段は、弓についてもチェロ本体と同じで本当にピンキリです。
初心者がいろいろと考えても答えはでませんから、予算だけ決めて教室の先生に相談すれば良いです。適当なものを選んでくれると思いますよ。
なお、お店からは弓ケースの購入も勧められるかもしれませんが、チェロケースに弓を収納する場所(2本入る)がありますので、特に購入する必要はありません。
チェロケース
レッスンに通うときや自宅での保管のために、チェロケースは必須アイテムです。
チェロケースは大きく分けて2タイプあります。以下の通り。
・ソフトケース
・ハードケース
ソフトケースはこんな感じで、値段も安くて、軽くて良いのですが、
ソフトケースは、何かにチェロをぶつけた場合、破損のリスクが高いため、おすすめできません。
おすすめはハードケースです。
ハードケースの場合、万が一何かにぶつけたとしてもケースが頑丈なため、チェロを守ることができます。
ハードケースにもいろいろとあります。
チェロを守るという観点ではどのケースでも問題はないですが、安いものは「重い」という難点があります。5㎏以上はあると思いますが、カーボン製であれば3㎏台です。カーボン製のハードケースは下のリンクのような感じです。
外でチェロを持ち運ぶときに重量の差は結構大きいです。予算が許すのであれば、カーボン製(もしくは、少しでも軽いもの)を購入することをお勧めします。
松脂
楽器関連の最後は、松脂(まつやに)です。
松脂は弓に塗って弦と弓が滑らないようにするためのものですが、弓と同時に購入すればOKです。こんな感じのやつです。値段は大したことはありません。
個人的には松脂って綺麗なゼリーのようで美味しそうに見えてしまいます。。
【その他】チェロを始めるときに揃えるチェロ用品・グッズ・雑貨
楽器関連以外で揃えておくと便利なチェロ用品・グッズ等をお伝えしていきます。いろいろとありますが、主な物をお伝えしていきます。以下5点ご紹介します。
・教則本
・譜面台
・ミュート
・チューナー
・レッスンバッグ
順番に説明していきます。
教則本
教科書のようなものです。
レッスンを受ける各教室で指示があるものを購入すれば良いと思いますが、教室で購入したものが物足りないという方は、定番の「ウェルナー チェロ教則本」でも良いです。
私は教室の先生に教えてもらい「チェロ基礎教本」を追加購入して自主練に励みました。
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譜面台
譜面台は自宅でチェロを練習する際に必要です。
譜面台は、安い物で構いませんが、保管場所を考えると折りたたみタイプが便利です。私は以下のようなアルミ製の折りたたみの譜面台を使っています。
因みに、折りたたみの譜面台のちょっとした難点は、
練習のたびに組み立てて、片付けるため、おっくうになって練習をさぼってしまうことでしょうか。。
ミュート
マンションなどの集合住宅などで、あまり音を出せないという環境の方にお勧めの道具です。こんな感じのやつです。
チェロの駒のところに装着して、弦の振動を抑制することで、チェロが発する音を抑えることができます。
音を抑えるといっても、完全に無音になるわけではありませんが、それなりに小さくなります。
ミュートを使っても音が気なるという方は、以下の二つの方法で対処することが考えられます。
・サイレントチェロを使う
・防音パネルを貼る
1つ目は、自宅練習用にサイレントチェロを使う方法です。
サイレントチェロも音はでますが、普通のチェロにミュートを使った音よりは小さいです。(サイレントチェロの駒にミュートを付けてさらに音を抑える方法もあります)
2つ目は、防音パネルを壁に貼る方法です。サイレントチェロを購入するよりはるかに安く済みます。
チューナー
チェロは弦が緩んだりして、徐々に音が変わっていきます。
そのため、練習のたびに音合わせが必要になりますが、自分で音を合わせるといっても、自分の耳だけではできないものです。
そこで必要になるのが、チューナーです。
チェロで出している音が正しいかどうかを表示してくれます。自宅での練習に必須アイテムです。
メトロノームの機能がついているタイプのチューナーもあります。
レッスンバッグ
レッスンに通う際、楽譜などを入れるためのバッグです。
正直なんでも良いので、お好みで。
まとめ
この記事では、
・初心者がチェロを始めるときに揃える道具、用品、グッズ、雑貨にはどんなものがあるのかなぁ
という疑問にお答えしてきました。少し長くなりましたが、私の経験を踏まえ必要なものをピックアップしたつもります。
この記事が何かの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。