この記事では以下のような疑問にお答えしています。
・仕事のストレス解消に新しい趣味を始めたい。チェロの音色が好きだが、初心者でも始められるのかなぁ。メリット・デメリットがあれば参考にしたいので教えてほしい。
・子育てが一段落したからチェロを習いたいけど、歳をとってからでは始められないのかなぁ
この記事の信頼性
この記事の筆者は、30代で完全初心者からチェロを習い始めました。「山野楽器の大人のチェロ教室」で5年ほどレッスンを受けた実績があります。
【初心者、何歳からでもOK】大人から習い事でチェロを始める
まず楽器を習うというとなんとなく、
小さい頃から習っていないと上達しない
というイメージがあると思いますが、そんなことはありません。
プロの演奏家を目指すのではなく、趣味として始めるには、
・初心者でも
・何歳からでも
まったく問題ありません。「チェロが好き」という気持ちさえあれば、初心者、年齢を問わず上達はします。
冒頭でも紹介していますが、私は30代で完全初心者からチェロを習い始め「山野楽器の大人のチェロ教室」で5年ほどレッスンを受けた実績があります。
完全初心者でしたが、発表会などでは、様々な曲目を演奏することができました。
また、教室には定年退職された方や子育てを終えた方など50~60代の方もいらっしゃいましたが、私なんかより早く上達されていました。
「チェロが好き」ならとりあえず「始めて」みましょう。
短い人生やりたいと思ったことをやらないのは損です。合わなかったらやめればいいだけの話です。(音楽教室で楽器を借りてレッスンを受ければ楽器代は無料です)
次に、私が感じた大人からチェロを始めるメリットやデメリットもご紹介します
大人から習い事でチェロを始めるメリット
大人になってから習い事でチェロを始めて感じたメリットをご紹介したいと思います。主に以下の4点です。
・チェロ友ができた
・ストレス解消
・弾きたい曲が演奏できた
・アンサンブルの楽しみを知った
順番に説明していきます。
長く付き合えるチェロ友ができた
一番メリットを感じるているのは、「長く付き合えるチェロ友ができた」ということです。
私は先ほどご紹介した「山野楽器の大人のチェロ教室」で、グループレッスンで習い始めました。
グループレッスンは、1グループ最大5、6名で構成されます。私のグループは5名でスタートしましたが、やはり様々な事情でやめる方もいてメンバーが減っていきます。
結局2名になったところで、別のグループに吸収されました。
その後、一緒に何度も発表会を乗り切ったことで、絆が深まったのか、このときのグループのメンバーとは今も付き合いがあり、2年に1回ぐらい集まっています。
70代の方から30代の方まで年齢は幅広く、皆さん今は同じ教室でレッスンは受けていませんが、いまだに仲は良いですね。
社会人になってから新たに友人ができるというのは珍しいですが、共通の趣味を通じた出会いは今でも大切な宝物です。
仕事のストレス解消になった
2つ目のメリットは、「仕事のストレス解消となった」です。
チェロを始めるまでは、週末になっても仕事が頭から離れず、ストレス解消がうまくできていませんでした。
私の場合、週末にレッスンに通っていましたが、レッスンの時間と、レッスンに向けた課題の練習の時間は、完全にチェロに没頭できました。
仕事を忘れることでストレスを解消できていたと思います。仕事が忙しい時期でしたが私の心をチェロが支えてくれていたと思います。
弾きたい曲が演奏できた
3つ目は「弾きたい曲が演奏できた」です。
チェロを始めてみたいと考えるときって、弾きたい曲があるときではないでしょうか。
私の場合、バッハの「無伴奏チェロ組曲」を弾きたいと思ってチェロを始めました。
私の先生は、おおらかな方で、生徒がやりたいという曲は大体挑戦させてくれました。結構無謀な挑戦もありましたし、ちゃんと演奏できていたかかなり疑問ですが、発表会で好きな曲を演奏できることは大きな満足感でした。
発表会では以下のような曲を演奏できたので良かったです。
・愛のあいさつ
・白鳥
・無伴奏チェロ組曲
・リベルタンゴ
アンサンブルの楽しみを知った
最後の4つ目は、「アンサンブルの楽しみを知った」です。
楽器って一人で弾くものと勝手に思い込んでいたのですが、発表会や教室のイベントで様々な曲を合奏しました。
パートパートのメロディがピタッと合うと一人で弾いている時よりも遥かに曲に深みがでて、なんというか充実感がありました。
教室のイベントで100名近い方とアンサンブルをしたことがありますが、これが一番楽しかったです。
100台のチェロの大音量に加えて、自分が多少音を外しても気づかれないですからw、思い切り演奏できスッキリしたことを覚えています。
チェロを習い始めたら是非、誰かと合奏をしてみてください。楽しめると思いますよ。
大人から習い事でチェロを始める際、考えておきたいデメリット
大人になってから習い事でチェロを始める際に考えておきたいデメリットもご紹介しておきます。主に以下の4点です。
・費用が掛かる
・家族の理解が必要
・時間がとられる
・チェロを置く場所が必要
順番に説明していきます。
費用が掛かる
当たり前ですが、チェロを習うためには、「レッスン料」と「楽器代」がかかります。
レッスン料については、私の教室では、月2回で約10,000円だったと思います。
そして高額なのは、楽器代です。チェロ、弓、チェロケースでかなりの金額がかかります。私の場合は、全部で70万円ぐらいでした(ざっくりチェロ40万円、弓20万円、ケース10万円のイメージです)
金額を聞いて驚かれたと思います。
大人からチェロを趣味で始めたいという方にとって、「挫折」「飽き」などでやめてしまい、楽器に払った費用が無駄になることが最大の心配事ではないでしょうか。私もそうでした。
ですが、楽器代を安くする方法はあります。以下の通りです。
・もらう
・借りる
・中古で買う
無料かつ自分の楽器が手に入るので、「もらう」のが一番ですが、譲ってくれる人を探すのは困難ですよね。そこで、楽器を無料でもらえる音楽教室を選択肢に入れるという手があります。
近くに通える教室があれば、ということになりますが、EYS音楽教室という音楽教室では無料で楽器がもらえます(もちろんチェロももらえます)
「安くて品質の高い楽器を手に気軽に音楽を始めて欲しい」というコンセプトで運営されているので、楽器の費用を抑えたいという方は。一度話を聞いてみると良いと思いますよ。
なお、最初に購入するチェロの選び方やチェロ本体以外に揃える道具については、以下の記事がが参考になると思います。
家族の理解が必要
サラリーマンの方など、週末にレッスンを受けるという方は特にですが、家族の理解が必要だと思います。
貴重な週末に趣味で出かけていくわけですからね。
小さいお子さんがいる家庭などでは、後々こじれないようにしっかり理解をしてもらいましょう。
時間がとられる
チェロのレッスンを受け始めると、結構チェロに時間を取られます。以下の通りです。
・レッスンの時間
・課題の練習時間
家族の理解が必要ということを申し上げましたが、レッスンの日以外にも課題の練習などで、一人の時間が必要となることを理解しておきましょう。
チェロを置く場所が必要
都市部に住んでいる場合、留意しておく必要があるのが、チェロを置く場所です。
チェロって結構大きいんですよね。ケースに入れていることもあり、場所を取ります。
私のように狭いマンションに住んでいると置き場所には苦労しました。
チェロを置くスペースも確保してからチェロを購入しましょう。
大人からでもチェロを習うことができる音楽教室
大人でもOKな音楽教室をいくつか探してみました。
私が通っていた山野楽器も良いと思いますよ。良かったら参考にしてください。
EYS音楽教室(楽器が無料でもらえる。楽器にお金を掛けたくない方向け)
山野楽器の大人のチェロ教室(筆者の通った教室。首都圏中心に教室多数)
小林音楽教室(質の高いレッスン。サントリーホール等の一流ホールで発表会開催)
ヤマハ音楽教室(いわずと知れた大手)
まとめ
いかがでしょうか。この記事では、
・仕事のストレス解消に新しい趣味を始めたい。チェロの音色が好きだが、初心者でも始められるのかなぁ。メリット・デメリットがあれば参考にしたいので教えてほしい。
・子育てが一段落したからチェロを習いたいけど、歳をとってからでは始められないのかなぁ
といった疑問にお答えしてきました。
チェロを始めるのに初心者、年齢は関係ありません。やりたいと思ったときがチャンスですので、是非一歩踏み出す行動をして、チェロの世界を体験してみて下さい。
EYS音楽教室(楽器が無料でもらえる。楽器にお金を掛けたくない方向け)
山野楽器の大人のチェロ教室(筆者の通った教室。首都圏中心に教室多数)
小林音楽教室(質の高いレッスン。サントリーホール等の一流ホールで発表会開催)
ヤマハ音楽教室(いわずと知れた大手)
やりたいと思ったら、行動です。まずは、一度体験レッスンを受けてみましょう。合わないと思ったらやめればいいだけですから。
以下の記事も参考になると思いますので、興味があればどうぞ。
この記事は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。