今日は、「しそ(紫蘇)」の栽培についてです。
この記事では、
・しそ(紫蘇)の育て方・栽培方法は?
・ダイソーの種を使ってもちゃんと育つの?
という疑問にお答えしていきます。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて5年以上になります。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っています。しそはダイソーの種を使って毎年育てています。
先日こんなTwitterをアップしています。
今朝は畑で少し作業。引き続きスナックエンドウの収穫がメイン。
畑の至るところで青しそ、赤しそが自生してる。
玉ねぎの根もとに紅白ならぬ、青赤のシソが並んで生えてるのを発見。狭いところなのに仲いいね😌#家庭菜園#野菜栽培 pic.twitter.com/lkLQpEb8Pw— はぴねこ (@nekocat2016) April 25, 2021
ダイソーのしそ(紫蘇)の概要
ダイソーで売っているのは、以下の2種類の種です。
・青しそ
・しそ大葉
どちらも青しそなので、お好みで選んで問題ないです。しその概要は以下の通り。
和名 | シソ(紫蘇) |
---|---|
原産地 | 中国 |
分類 | シソ科シソ属 |
発芽日数 | 約15~20日 |
発芽適温 | 20~25℃ |
以下、まきどきと収穫時期です。
寒地(北海道) | 寒冷地 (冷涼地) | 温暖地 (中間地) | 暖地 | |
まきどき | 4月下旬 ~6月下旬 | 4月中旬 ~6月下旬 | 4月上旬 ~7月中旬 | 4月上旬 ~7月中旬 |
収穫時期 | 8月上旬 ~10月下旬 | 7月中旬 ~10月下旬 | 7月中旬 ~11月中旬 | 7月上旬 ~11月下旬 |
【100均ダイソーの種】家庭菜園での青しその栽培・育て方
それでは、青しその具体的な栽培方法、育て方を説明していきます。
青しその栽培はとても簡単なので、初心者でも大丈夫ですが、発芽時だけは注意が必要です。順番に説明していきます。
青しその種まき、発芽の注意点
青しその種まきは簡単です。プランターでも畑でも、空き箱なんかでもOKです。
種はこんな感じです。少し角がありますが大きさは小松菜なんかと同じぐらいです。
播き方は、ばらまきです。薄く土をかけて軽く押さえ、水をたっぷりとかけます。
これで種まき完了です。
青しその種の発芽率は一般的に60%程度ですので、発芽に失敗することがあります。
青しその種を上手に発芽させるために以下の4つのポイントを守りましょう。
・種を1日水に浸す
・土をかけすぎない
・気温が高くなってからまく
・古い種を使わない
順番に説明していきます。
種を1日水に浸す
最初のポイントは、「種を1日水に浸す」です。
青しその種の外皮はとても固いため、しっかりと水が浸透しないと発芽しないです。
ですので、種まきの前日から、種を水に浸してみずを吸収させておきましょう。
発芽率が大きく変わるはずです。
土をかけすぎない
2つ目のポイントは、「土をかけすぎない」です。
青しその種は、「好光性」です。つまり、光を感じないと発芽しない種なんですね。
良くある失敗としては、播き溝を作って種をまいてしまうケースです。この場合、土をかけすぎてしまうため、まったく発芽しないということが起こります。
種をまくときはばらまき(パラパラと落とす感じ)で、軽く土をかける感じでOKです。
上記で深く植えすぎないと述べましたが、軽く土をかけただけでは、水をかけると種が流れやすくなります。
そうならないために、土をかけたら軽く上から押さえます。また、水はけの良い土を使うことで、水が溜まって種が浮き出して流れてしまうことが防げます。
気温が高くなってからまく
3つ目のポイントは、「気温が高くなってからまく」です。
青しそは発芽適温が、20~25℃と結構高いです。
袋にまきどきは4月上旬~と書いてありますが、首都圏なら4月中旬以降で気温が20℃ぐらいまで上がるようになってから播くと失敗が少ないです。
GW明けでも十分に間に合いますので、焦ってまかないようにしましょう。
古い種を使わない
最後のポイントは「古い種を使わない」です。
前年に使いきれなかった種を使うことがあると思いますが、種は保管状況(湿度など)によって、発芽率が大きく低下します。
確実に発芽させたい場合は、新しい種を購入した方が無難です。
古い種を使う場合は、発芽率が低いことを想定し、多めに播いておくと良いでしょう。
定植・管理
発芽したら葉が込み合わないように、順次間引いていきます。本葉3~4枚で株間30㎝まで開けます。
ポットの場合は、本葉3~4枚になったところで定植します。株間は同様です。定植後はたっぷりと水をやりましょう。
あとは、月2回程度追肥を行えばOKです。
直射日光を避け、半日陰ぐらいの場所で育てると柔らかい葉になって美味しいですよ。
収穫
収穫量を増やすためには、5節目ぐらいのところで摘心(先端の生長点をはさみで切る取る)しましょう。こうすることで、脇芽が生長し、その後の収穫量を増やすことができます。
ハサミはどんなものでも良いですが、切れ味の良い物を使った方が切り口の病気などが防げると思います。
収穫は、草丈が20㎝ぐらいに育ったら、開いた葉を次々にかき取って収穫していきます。
家庭菜園の場合、1~2株程度植えておけば十分な収穫を楽しめると思います。
こんな感じで花が咲き始めると収穫の終わりも近いです。
畑の青しそ 白い花が咲いた
そろそろ終わりかな? pic.twitter.com/9MN715Cd7H— 田部井 直史 (@fbaq7dMWT5PXC3S) September 20, 2020
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・しそ(紫蘇)の育て方・栽培方法は?
・ダイソーの種を使ってもちゃんと育つの?
という疑問にお答えしてきました。是非皆さんも育ててみてくださいね。
この記事が何かの役に立てば幸いです。
最後は、いつも通り、私の好きな斎藤一人さん「人生がなぜかうまくいく人の考え方」の天国言葉で締めたいと思います。
愛しています、ツイてる、うれしい、楽しい、感謝します、しあわせ、ありがとう、ゆるします
最後までお読みいただきありがとうございました。