小田急線片瀬江ノ島駅から、江ノ島の岩屋洞窟を訪れました。この記事では、
・江ノ島岩屋洞窟は怖いの?
・江ノ島岩屋洞窟までの行き方(アクセスは?)
・第一洞窟、第二洞窟はどんな感じ?
といった疑問にお答えしていきたいと思います。
江ノ島岩屋洞窟は怖い?【行ってみて実証する】
まず最初に「江ノ島岩屋洞窟は怖いの?」という疑問から。
Googleの検索を見ると岩屋洞窟と合わせて「怖い」というキーワードが出てきます。
どんな怖いところなのかと思っていきましたが、結論、個人的には全く怖くなかったです(あくまで個人の感想です)。
洞窟なので天井が低いところや狭いところがあったり、照明はありますが、暗いので狭いところや暗がりが苦手な方は怖いと感じるかもしれません。
また、いくつかサイトを見てみると、霊感の強い方は空気の重さを感じたり、体調に異変がでるという方もいるようです。
私は霊感が強い方ではありませんので、何も感じませんでしたが、霊感の強い妻は、戦跡などでは、何かを感じることが多いですが、江の島岩屋洞窟ではあまり反応がなかったです。
昭和46年に落石事故があったため長期閉鎖されていたということで、「怖い」というイメージが強いのかもしれませんね。
江の島岩屋洞窟がどんな感じのところか、以下で具体的にご説明してきますね。
江の島岩屋洞窟までの行き方(アクセス方法)
続いて、江の島岩屋洞窟までの行き方(アクセス)について説明します。
江の島岩屋洞窟までの行き方は二通りあります。
・船で行く
・徒歩で行く
順番に説明していきます。
江の島岩屋洞窟まで船で行く(所要時間は?)
まず、江の島岩屋洞窟まで船で行く方法について説明します。
江の島に架かる弁天橋の途中にべんてん丸の船着き場があります(江の島に向かって右側)。そこから岩屋洞窟がある稚児ヶ淵まで船が出ています。
船は往復出ていますので、行きは徒歩、帰りは船といった使い方もできます。
所要時間は約6分。
料金は、
・大人400円
・小人200円
・5歳未満無料
です。
なお、天候によっては船が出ない場合もあるようですので、事前に問い合わせするとよいです。
江の島岩屋洞窟まで徒歩で行く(所要時間は?)
江の島岩屋洞窟まで徒歩で行く方法もあります。
各鉄道の駅からの徒歩の時間は以下の通りです。
・小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅:徒歩30分
・江ノ島電鉄「江ノ島」駅:徒歩40分
・湘南モノレール「湘南江の島」駅:徒歩40分
島の中でアップダウンもありますし、人によって歩く速さも異なるので目安として見てください。歩くのが嫌な方は、船で行きましょう。
徒歩30分と聞くととても長く感じますが、島の中はいろいろと見どころがありますし、岩屋洞窟までたどり着いたときの達成感もありますので、一度は徒歩で行くことをお勧めします。
徒歩で行く場合の詳細を説明していきます。
江の島岩屋洞窟まで徒歩での道のり(江の島3神社まで)
![小田急片瀬江ノ島駅](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_105710-1.jpg)
今回は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅からスタートです。
江の島大橋を渡って江の島の入り口の鳥居にたどり着きました。ここまで歩いて約10分です。
![江の島鳥居](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_111332-1.jpg)
鳥居の向こうは緩やかな上り坂になっていて左右にお土産物屋や飲食店が立ち並んでいます。
江の島たこせんべいの「あさひ本店」
途中で人気の「たこせんべい」の「あさひ本店」さんに立ち寄ります。この行列をみていただくと人気ぶりがお分かりいただけると思います。
![たこせんべい あさひ本店](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_112448-1.jpg)
行列に並ぶ前に券売機で食券を購入します。たこせんべいは1枚400円です。
![たこせんべい 券売機](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_111928-1.jpg)
途中で食券を引換券に交換してもらいます。
![たこせんべい 引換券](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_111957-1.jpg)
引換券と無事交換できました。たこせんべいです。たこが丸々1匹圧縮されているようですが、原型はわかりません。よく見ると吸盤が見えますので、たこが入っていることが分かります。
大きさは結構大きいです。せんべいを持っている手のサイズと比べるとよくわかると思います。
![たこせんべい 大きさ](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_112336-1.jpg)
たこせんべいの厚さです。横から見た写真ですが、結構ペラペラですが、香ばしくてとても美味しいです。
たこせんべいの他にもエビせんべいなどもあり、店の周辺ではせんべいを食べる人であふれていましたよ。
![たこせんべい 厚さ](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_112434-1.jpg)
江の島神社の周り方
たこせんべいを食べてもう少し上ると江の島神社の辺津宮の鳥居が現れます。奥に見える建物が瑞心門です。
江の島神社 辺津宮
ここからの階段は結構あるので、のぼりがきつい方は左にある「江ノ島エスカー」(エスカレーター)を利用すると良いですよ。
階段を登り切れば、最初の神社である辺津宮が見えます。階段は約3分ほどで登れました。
![江の島 辺津宮](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_113124-1.jpg)
江の島神社 中津宮
辺津宮でのお参りを済ませ先に進みます。目指すは二つ目の神社「中津宮」です。
途中、視界が開けた場所に展望デッキのようなものがあり、江の島からの美しい景色を眺望することができます。
![江の島からの景色](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_113628-1.jpg)
江の島神社の中津宮に到着です。綺麗な赤色ですね。
![江の島神社 中津宮](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_114034-1.jpg)
江の島神社 奥津宮
中津宮まで一旦上ると、そこから少し下りです。通り道には飲食店などがならんでいます。石畳の道が風情があって良いですね。
![中津宮 参道](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_115001-1.jpg)
最後の奥津宮までの道のりは結構起伏があります。途中にある山二つは、自然の作り出した絶景です。中津宮から7分ほど。綺麗に岩山が二つに分かれています。
![江の島 山二つ](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_115234-1.jpg)
まさに断崖絶壁です。妻と「サスペンスドラマに出てきそうな崖だね」と話しながら進みました。
![江の島 山二つ②](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_115401-1.jpg)
江の島神社最後の奥津宮の鳥居です。源頼朝公が寄贈した石鳥居とのこと。
![江の島 奥津宮 鳥居](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_115750-1.jpg)
歴史を感じさせる風貌の奥津宮です。
江の島の3神社を回り、いよいよ岩屋洞窟に向かいます。
奥津宮から江の島岩屋洞窟への行き方、料金、見学の所要時間など
最後の奥津宮を過ぎればあとは、下り階段が続きます。結構急なところもありますので、気を付けて歩きましょう。
岩屋洞窟に向むかっていくと視界が開けて、眼下に海と岩場の磯が目に入ってきます。磯釣りを楽しむ釣り人も沢山いますね。
波が穏やかな日は、岩場に降りて楽しむことができます。潮だまりに小魚がたくさんいるので小さいお子さんも楽しめると思いますよ。
岩場を横目に階段を下ると、岩場の上に赤い手すりの橋が架かっています。
![岩屋洞窟への橋](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_122006-1.jpg)
混雑時には、この橋の上で入場を待ちますが、コロナ禍のため、赤い線が引いてあって距離を取るようになっています。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_122323-1.jpg)
ソーシャルディスタンスを守るよう張り紙もあります。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_122331-1.jpg)
列に並ぶこと数分、入り口に到着です。
![岩屋洞窟 入口](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_122623-1.jpg)
こちらの入り口で料金などを支払います。
江ノ島岩屋の料金(割引もあり)、見学の所要時間
江ノ島岩屋の料金(入洞料)は以下の通りです。
大人 | 500円 |
---|---|
こども(小中学生) | 200円 |
江ノ島岩屋に割引料金で入洞するには、江の島1dayパスポートがおすすめです。
1,000円の1dayパスポートを購入すると、江の島岩屋の他、江の島エスカー、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル(展望灯台)の4か所(合計1,560円分)が1日何度でも利用可能となります。
他の施設も見たいという方に向いていると思います。
![江の島岩屋洞窟 入場券](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201005_061235-1-aaa.jpg)
見学にかかる所要時間は大体15分から30分程度です。
サクサク歩いて回るなら15分もあれば十分ですし、じっくりと鑑賞するなら30分ぐらいかかると思います。
江ノ島岩屋(第一岩屋)は江島神社発祥の地
料金所で入洞券を購入したら洞窟の中へ行きます。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_122712-1.jpg)
順路どおりに進みますので、まずは、第一岩屋へ。
通常であれば、第一岩屋の奥へはローソクを片手に進みますが、現在はコロナ対策のためか、ローソクの貸し出しは中止になっていました。
入ってすぐの通路です。突き当り左に行くと第一岩屋になります。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_122859-1.jpg)
第一岩屋を進んでいくと二股に分かれています。まずは左側へ行きます。ここら辺から頭上の岩が低くなっていますので、頭をぶつけないように気を付けます。
![第一岩屋 中腹](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_123211-1.jpg)
日蓮上人の寝姿石と富士山の氷穴に通じる穴
左側の通路の突き当りです。日蓮上人の寝姿石というものがあります。左側の石ですが、私の想像力が乏しいからだと思いますが、寝姿には見えませんでした。。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_123505-1.jpg)
その先にも空洞が続いています。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_123454-1.jpg)
その行きつく先は、富士山の氷穴に続いていると言われています。心なしか風も冷たく感じました。気のせいかもしれませんが。。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_123458-1.jpg)
二股の通路に戻り、右の道を進みます。
江島神社発祥の場所
右側の道を進むと奥の突き当りに「江島神社発祥の場所」があります。今から1500年以上も前の552年に発祥したものと言われています。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_123833-1.jpg)
お参りをして、来た道を戻ります。
![江島神社 発祥の地](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_123835-1.jpg)
与謝野晶子の
沖つ風 吹けば またゝく 蝋の灯に 志づく散るなり 江の島の洞
という詩の石碑を左手に見ながら、第二岩屋へ向かいます。
【江の島岩屋】第二岩屋には龍神様
一度外に出て海沿いを進んだら第二岩屋の入り口です。
第二岩屋は短めです。入り口からの様子です。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_124320-1.jpg)
順路通りに行くと最後に龍神様がお迎えくださります。紫の光に包まれなんとも神々しい。
江の島は古くから龍神信仰があったようで、洞窟内にも様々な伝説が絵とともに紹介されています。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_124409-1.jpg)
江の島岩屋洞窟からの帰り道
岩屋洞窟は第二岩屋まで見たら終わりです。
込み合っていなければそれほど時間もかからず見ることができると思います。
帰り道は、船に乗るか、徒歩かになりますが、今回は徒歩で帰りました。
最後に、帰り道に立ち寄った中津宮と奥津宮の間にあるお店をご紹介したいと思います。
江の島 トラスパレンテ ラクア
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_134033-1.jpg)
帰り道に江の島の海の見えるカフェに寄りたいなと思って、「トラスパレンテ ラクア」に立ち寄りました。
店舗の入り口はこんな感じです。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_134008-scaled.jpg)
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_133955-1.jpg)
パンやピザ、パニーニなど食べることができるカフェです。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_133958-1.jpg)
外も暖かいのでウッドデッキで食べることにしました。ウッドデッキからの江の島の海です。
こんな感じのウッドデッキです。コロナ禍では外で食べた方が密にならなくて良いですね。
![トラスパレンテ ラクア ウッドデッキ](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_130704-1.jpg)
妻の頼んだチーズケーキです。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_130933-1.jpg)
私はハートランドビールを注文。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_131459-1.jpg)
パニーニもおいしく頂きました。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20201003_131516-1.jpg)
とても海がきれいなカフェでのんびり過ごすことができ満足なランチタイムとなりました。おすすめですよ。
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まとめ
いかがでしょうか。
先日、小田急線片瀬江ノ島駅から、江ノ島の岩屋洞窟を訪れましたので、この記事では、
・江ノ島岩屋洞窟は怖いの?
・江ノ島岩屋洞窟までの行き方(アクセスは?)
・第一洞窟、第二洞窟はどんな感じ?
といった疑問にお答えしてきました。
ちなみに、近くにある片瀬漁港で水揚げしたての新鮮な魚介類を購入できます。以下の記事で詳しく紹介していますので良かったらどうぞ。
![](https://teiji-taisha.com/wp-content/uploads/2019/05/s_P_20161128_085245_thumb.jpg)
この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。