乗馬・馬術

乗馬ライセンス5級とは?取り方、試験問題、メリットについて説明

「乗馬を始めたいと思っている方」、「始めたばかりの方」が気になることの一つとして、「乗馬ライセンス5級」があると思います。

乗馬クラブの広告や体験乗馬時に乗馬ライセンスの話を見たり、聞いたりした方もいると思います。

今日は、

・乗馬ライセンス5級って何?
・乗馬ライセンス5級ってどうやって取るの?
・試験内容は?
・乗馬ライセンス5級を取得するメリットは?

といった疑問にお答えしたいと思います。

乗馬ライセンス5級とは

乗馬ライセンスは、正式には、乗馬技能認定と呼ばれていて、『公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会』が定めた全国統一の基準にもとづいて技術を認定してもらえるものです。

協会に登録している乗馬クラブ(ほとんどの乗馬クラブは登録しています)で認定を受けることができます。

ライセンスは、5級から始まり、4級、3級となり3級から、エンデュランス、障害、馬場に分かれて最終的には1級まで認定があります。(障害などの各競技については、「【違いを説明】馬術競技にはどんな種類・種目があるの?」で詳しく説明していますので参考にどうぞ)

5級は、初心者向けと考えてもらえば良いと思います。

なお、制度上は、5級を飛ばして、4級、3級を受けることは可能ですので、ご自身の技術に自信があれば飛び級を検討しても良いと思います。

乗馬ライセンス5級の試験内容は実技試験と筆記試験

乗馬ライセンス5級の試験は、実技試験と筆記試験に分けれています。

試験内容は、以下のとおりです。

実技試験については、常歩、速歩、停止ができれば大丈夫です。正しい指示、正しい姿勢でバランスを保って乗れていれば問題はありません(歩様について知りたい方は、「【歩様について解説】馬の歩き方・走り方は4種類【動画あり】を参考にしてください)

筆記試験については、「馬体の名称」、「馬はどんな動物か」、「馬の手入れ」、など基本的なことが問われます。

乗馬クラブで教えてもらったことを回答していけば、大丈夫でしょう。

乗馬ライセンス5級:実技試験の内容

「公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会」のHPによれば、実技試験の内容は以下の通りです。それほど難しい内容はありません。

・部班運動にて審査
・乗馬、下馬ができる
・停止及び常歩で正しい姿勢がとれる
・誘導馬について小区画の馬場で軽速歩ができる
・内方開き手綱の操作ができる

実際の実技試験の内容を紹介している動画がありましたので、参考に乗せておきます。(3・4・5級の実技試験内容です)

もし、実技などで行き詰ることがあれば、一歩立ち止まって、馬の気持ちを考えてあげてください。馬と一緒に楽しく乗馬をすることを思い出させてくれてると思います。「動かない馬なんていない」、私の経験上も本当にそう思います。

乗馬ライセンス5級:筆記試験の内容・問題

「公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会」のHPによれば、筆記試験の試験問題は以下のようなものが出されるようです。

(例)
・馬体の名称
・馬の手入れ
・乗馬の取り扱い等

具体的な試験問題(過去問?)を紹介されているサイトがありましたので、引用させていただいて紹介させていただきます。

  • 馬体の手入れ馬体の手入れは、ブラッシングすることにより、①( )の汚れ、フケをとると共に②( )することによって③( )の循環をよくし、健康を増進します。馬体を観察し、病気や④( )を見つけます。人馬の⑤( )をはかるために行うのです。
  • 蹄の手入れ蹄に汚物や泥土がついたままにしておくと蹄内が不潔になるため、水でこれらを洗い流し、清潔にします。また水分を補給するため、水洗いをして適度な湿りを保つために⑥( )を塗ります。蹄は湯洗いすると蹄質を悪くします。 ⑦( )がしないか蹄鉄の⑧( )が緩んでいないかを注意します。
  • 馬の本能馬は本来、角もなく牙もない『⑨( )』であり、他の動物に対して⑩( )的な性質のあるものではありません。
  • 馬の性質馬の性質は⑪( )、よく人になつきます。しかし馬は、人が普通想像する以上に⑫( )であり、耳、眼、鼻などの感覚が良く発達しているため、ちょっとしたことにも驚きます。
  • 馬の肢を挙げるには左前肢を挙げるには、馬の左⑬( )の横に後ろ向きに立ち、頸から肩、左前肢の⑭( )に手を添え、自分の左肩で馬の肩を押します。肢を挙げたらすかさず、手の平に⑮( )を乗せます。

答え

①皮膚、②マッサージ、③血液、④ケガ、⑤親和、⑥蹄油(植物性の油)、⑦悪臭 、⑧釘、⑨草食動物 、⑩攻撃、⑪おとなしく、⑫敏感、⑬肩 、⑭球節、⑮蹄

引用:筆記試験を受けて乗馬のライセンスを取得、その内容とは? (horsridng.net)

乗馬ライセンス5級は落ちる?難易度・合格率は?

乗馬ライセンス5級は、乗馬クラブなどで体験乗馬的に行っているものが多く、大体3日のコースで設定されています。

難易度としては、コースの設定でお分かりになると思いますが、3日程度でできるようになること、なので、はっきり言って簡単です。

コースで練習する鞍数も数鞍~10鞍もあればという感じでしょう。

合格率についても高く、乗馬クラブのスタッフの話を確り聞いて、まじめに受験すれば、不合格にはならないでしょう(乗馬クラブクレインのHPによれば、合格率はほぼ99%

乗馬ライセンス5級の取得メリット:履歴書に書ける?

難易度のところにも書いたとおり、受験すればほぼ合格できるというものですので、資格としてのメリットはほとんどないと考えておきましょう。また、履歴書に書くことは個人の自由ですので書くこと自体はOKですが、趣味程度の扱いであまり役には立ちません。

一方で、乗馬を始めたいと思った方が、まずは体験的に3日だけやってみて、技能を認定してもらうことで、乗馬を続けるモチベーションを高める、という目的で取得されるのが良いと思います。

ライセンスの各級を目標に乗馬クラブに通うというのはモチベーションに維持にもつながり、良いかもしれませんね。

また、資格を集めを趣味とされている方にも簡単にゲットできる資格なのでおススメです。

取得するための費用は?

費用は、皆さんが気にされるところだと思います。

最大手の乗馬クラブクレインの場合、ぱっと調べてみると、

・乗馬クラブクレイン東京:63,910円(税込)

・乗馬クラブクレイン神奈川 49,610円(税込)

コース内容は、

3日間で全10回の騎乗レッスンと、テキストを使った馬学講義や、手入れなども取り入れた短期集中コースです。1日当たり4時間。

となっています。

費用には、以下が含まれています。

  • 乗馬レッスン費用33,000円(税込)【10回分】
  • レンタル費用4,950円(税込)【3日分】
  • テキスト料660円(税込)
  • 乗馬ライセンス申請料11,000円(税込)

また、別途、保険費用600円がかかるようです。なお、同じ乗馬クラブでも上記の場合だと神奈川の方が安いですね。施設によって値段が異なるようですね。

まとめ

いかがでしょうか。

・乗馬ライセンス5級って何?
・乗馬ライセンス5級ってどうやって取るの?
・試験内容は?
・乗馬ライセンス5級を取得するメリットは?

といった疑問にお答えしてきました。

個人的には、本格的に乗馬を始めるつもりのある方は、5級を取得する必要はないと思っています。

学生の場合、1年程度で、ライセンス1~2級相当の日馬連B級を取得します(私もそうでした。なので、この記事は、私が聞いた話や調べたことを記載しています)

各級を順番に受験していくとそれなりに費用もかかりますので、長く続けるつもりがあれば、いきなり3(または4)級以上から始めて、(4・)5級に掛ける費用は道具に掛けるという方法もあると思いますので良く考えてみてください。

この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

↓著者の平島文江さんは元アパレル勤務のOLさん。ふとしたことから乗馬にはまっていき、乗馬インストラクターになってしまった人です。その平島さんが乗馬はじめたころの体験を語った本です。わかりやすく、乗馬の楽しさが伝わってきて、自分もやってみたくなる本です。イラストもかわいくて親しみやすい本です。

ABOUT ME
はぴねこ
ただの猫好きおじさんです。様々なきっかけで仕事に縛られず残りの人生を楽しんで生きようと決めました。楽しかったことや役に立つことを発信していきたいです。