乗馬・馬術 PR

子供の習い事としての乗馬のメリット・デメリット

小さいうちにいろいろな習い事を経験をさせて、「子供が夢中になれるもの」「子供の才能」を見つけてあげたいという親御さんは多いと思います。

私も子供がいますので、同じように考えています。

子供の習い事として「乗馬」を考える方もいるのではないでしょうか。この記事では、

・乗馬のメリット・デメリットってどんなことがあるの?

という疑問にお答えしていきたいと思います。子供が乗馬を習うメリット・デメリットを記載しますが、大人にも共通する点が多いので、良かったら読み進めてみてください。

この記事の信頼性

この記事の筆者の大学時代の4年間馬術部に所属し、全日本学生大会にも出場経験ありの乗馬経験です。

子供の習い事としての乗馬のメリット

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子供の習い事としての乗馬のメリットは主に以下の5点だと思います。

・動物を愛する心を育てることができる
・親子が一緒に習うこともできる
・人の気持ちがわかるようになる
・姿勢が良くなり、体幹が鍛えられる
・心が癒される

順番に一つずつ説明していきたいと思います。

乗馬のメリット①:動物を愛する心を育てることができる

乗馬は、他のスポーツとは異なり、動物と人が一体となって行う唯一のスポーツです。

乗馬を習うと、馬に乗っているときだけではなく、馬から降りた後も、手入れや世話を通じて、馬と触れ合います。

馬と触れあい、馬の気持ちを考え、馬と一体となることで、馬への愛情が生まれてきます。

お子さんに生き物に対する深い愛情を育ててほしいと思う方にピッタリだと思います。

乗馬のメリット②:親子が一緒に習うこともできる

他のスポーツとは違い、乗馬は親子で一緒に習うことができます

例えば、サッカーや野球を親子で習うことはできるでしょうか。

サッカーや野球なんて体力がないとできないですし、そもそも、子供は子供のチームで習いますよね。

ところが、

乗馬ってどんなスポーツでしょうか?性別年齢不問!誰でも楽しめますよ。」に書いたとおり、

乗馬は性別、年齢問わず楽しめるスポーツのなので、お子さんと同じ場所で、一緒に教えてもらうことも可能なんです。(乗馬クラブの方針等にもよると思います)

ですから、乗馬の練習を通じて、

「お母さんは、速歩が苦手だね」

とか

「〇〇は、駆歩が上手くなったね」

とか、親子の会話も弾み、コミュニケーションが良くなるかもしれませんよね。

場合によっては、祖父母も交えて、親子3代で楽しむ、なんて夢があっていいですよね。

乗馬のメリット③:人の気持ちがわかるようになる

ご存知のとおり、乗馬は馬に乗るスポーツです。

乗り手が出した指示に馬が従ってくれる必要があります。

つまり、人と馬とのコミュニケーションが大切だということです。

馬も生き物ですから、

指示がはっきりしない人は嫌だとか、

手綱を引っ張ってばかりの人は嫌だとか、

この人は気持ちよく歩かせてくれるとか、

思ったりします。

馬とコミュニケーションをとるためには馬の気持ちが分かるようにならなければなりません。

乗馬を通じて馬の気持ちを考えられる子供になれば、自然と人の気持ちを考えられる子供になるのではないでしょうか。

乗馬のメリット④:姿勢が良くなり、体幹が鍛えられる

乗馬をするときは、「乗馬がうまくならない人が気を付けるべき3つのこと」にも書いたとおり姿勢が大切です。

乗馬を上手くなろうと意識していたら、姿勢は良くなります

また、馬の上で姿勢を維持するためには、体幹の筋肉(腹筋・背筋)を使います

そのため、体幹の筋肉が鍛えられます。

馬に乗っているときに作られた良い姿勢は、日常生活でも、継続します。

乗馬を習うことで、猫背だった子供が、だんだんと胸を張った良い姿勢で生活するようになるかもしれませんね。

乗馬のメリット⑤:心が癒される

ホースセラピーという言葉を知っていますか。

猫や犬などのペットに癒される人も多いと思いますが、馬にも人を癒す力があり、ホースセラピーとして、注目されています。

私も、馬の優しげな目を眺めているだけで心が癒されてきました。

馬はとてもやさしい動物です。

馬のやさしさに触れることで、学校や塾などで疲れたお子さんの心をきっと癒してくれることでしょう。

子供の習い事としての乗馬のデメリット

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メリットだけではなく、デメリットも知ることは重要です。

習い事としてのデメリットも確りと把握してから判断していただくと良いでしょう。

乗馬のデメリット①:怪我をする可能性がある

馬はとてもやさしい動物ですので、意図的に人に危害を加えることはありません。

乗馬クラブ側でも、子供が乗っても安全な馬を準備してくれるはずなので、怪我を心配する必要はそれほどありません。

しかしながら、乗馬も他のスポーツも同じように怪我の可能性はゼロではありません。

乗馬中に馬が大きな物音に驚いて暴れて落馬したり、足で踏まれてしまったりと、怪我をすることはあります。

ですから、ヘルメットなどの防具は必ず身につけ、インストラクターさんの指示に必ず従うことが大切です。

乗馬のデメリット②:習える場所が少ない

全国に乗馬クラブは多数ありますが、スイミングスクールや音楽教室のようにどこにでもあるわけではありません。

また、乗馬クラブはどうしても、まとまった広い土地が必要になりますので、都市部よりは郊外に多いので都市部の方が通う場合、遠くにしかないということがあります。

通える範囲に習える場所がない場合は、諦めるしかないかもしれません。

近くの乗馬クラブの探し方については、以下の記事で詳しく紹介しています。良かったどうぞ。

【超簡単】あなたの近くで乗馬ができるところの探し方この記事では、「乗馬を始めたいと思ったけど、近くに乗馬クラブはあるのかな?」、「近くの乗馬クラブの探し方が分からない」「乗馬クラブを地域で検索できるサイトとかないの?」といった疑問にお答えしています。是非ご一読ください。...

乗馬のデメリット③:費用が高い

乗馬は、他の習い事に比べるとやや費用が高いかもしれません。

例えば、乗馬クラブ最大手の乗馬クラブクレインの行っている小中学生の子供乗馬塾では、

30分×3回のコースで、14,850円(税込)となっています。

馬の飼育にかかる費用などを考えたら、安い値段設定と考えることもできますが、高いと感じる方もいるかもしれません。

子供に乗馬を格安で習わせる裏技?的な記事も書いていますので、良かったらどうぞ。

格安で子供に乗馬を習わせるならJRA乗馬スポーツ少年団【倍率は?】子供の習い事で乗馬を習わせてみたいと思った親御さん向けに、格安で習わせることができる、JRAの「乗馬スポーツ少年団」について説明しています。応募倍率の情報もあります。ご興味がある方は是非ご一読ください。...

まとめ

いかがでしょうか。

子供の習い事としての乗馬について、メリット・デメリットをお伝えしました。

私は、今でも馬は大好きですし、旅先などで機会があれば馬に乗っていますし、乗馬をやっていてよかったなと思っています。

もし、お子さんが興味を持たれているのであれば、まずは、体験乗馬から始めてみたら良いと思いますよ。

この記事が皆様の何かの役に立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
はぴねこ
ただの猫好きおじさんです。様々なきっかけで仕事に縛られず残りの人生を楽しんで生きようと決めました。楽しかったことや役に立つことを発信していきたいです。

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