家庭菜園をやっていると重要だなと感じるのが菜園計画ですよね。
いつ何をどの場所に育てるのか、収穫時期や終了時期、後作の苗の準備など、タイミングを間違えると、収穫量が減るだけでなく、次の作物にも影響がでるもの。
というわけで、この記事では、
・家庭菜園で簡単に菜園計画が立てられるアプリってないの？
という疑問にお答えしていきます。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて7年以上です。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っています。菜園計画は毎年作成して効率的に作付けを行っています。
【家庭菜園】菜園計画が立てられるアプリを紹介
菜園計画が立てられるアプリを紹介していきます。
やさい計画
畑の作付計画に適した、家庭菜園向けのアプリ。
記録内容は、スマホからいつでもどこでも確認可能です。
一言でいえば、とてもシンプルでわかりやすいアプリ。
基本的な機能は以下の通り。
・区画の管理（自由に畑を区画や畝で分けられます）
・野菜の管理（植える野菜を登録）
・作付けの計画（どの時期にどの野菜を育てるかを登録）
作り方はとても簡単で、Excelファイルや紙で行っていた作業がアプリ上でできるイメージです。作業の簡単な流れは以下の通りです。
- まず、「区画の登録」から自分の畑にあうように区画・畝を設定します。
- 次に、「野菜を登録」から作付けする野菜を登録（名前、科、表示する色、メモなど）
- 最後に、「計画を登録」からどの区画に、どの野菜をどの期間で育てるかを登録します。
すると上の画像のような、線表が引かれて、視覚的にわかりやすいです。
グーグルアカウントでログインすると、データの同期が可能です。
なお、シンプルでとても使いやすいですが、苗づくりの期間や種まきのタイミングなど細かく管理するには向いていないです。
現状、アンドロイドしか実装されていません。
Planter – Garden Planner
２つ目は、「Planter – Garden Planner」です。こちらのアプリは英語しかないのですが、見やすく使いやすいアプリです。
植え付け時期などのスケジュール管理が簡単にできますし、畑の区画ごとにどの野菜を植えているか視覚的に管理可能です。
【家庭菜園】菜園計画が立てられるPCツール
最後に今までのアプリでは手の届かなかった細かいところまで管理可能なPCツールをご紹介します。
「Coasys菜園マスター」という少量多品目栽培向け、野菜の栽培・管理支援ＰＣソフトです。
このソフトの特徴・ポイントは主に以下の通りです。
・作付け計画を効率的に作成
・種まきや植え付けを計画的に実施可能
・施肥や防除の計画を立てて、履歴も残して活用できる
・収穫や作業内容、写真を記録可能
・栽培にかかった経費も記録OK
作付け計画もこんな感じで、区画ごとに、育苗、生育、収穫、貯蔵、多年草生育の区分に分けて時期をグラフで表示することができます。
種苗管理も精緻に管理ができます。「播種開始まで何日」「定植開始まで何日」といった感じで、登録だけしておけば自動であとは管理してくれますので、管理画面を見ながら適切な時期に行動をするだけです。
上記で紹介したアプリとは機能が段違いに良いので、少量多品目栽培で、精緻に管理していきたいという方には特におすすめです。
他にも様々な機能がありますので公式ページでご確認ください。
１００日間は無料で使えますので、とりあえずダウンロードしていじってみると良さがお分かりになると思いますよ。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・家庭菜園で簡単に菜園計画が立てられるアプリってないの？
という疑問にお答えしてきました。栽培記録のアプリは多いのですが、菜園計画にターゲットを絞ったアプリは少ないです。
とりあえず簡単に使ってみたいなら、やさい計画がおすすめですし、
種苗管理から、少量多品目で精緻に管理したいという方は、PCツールになりますが、やはり、「Coasys菜園マスター」がおすすめです。
記事は以上です。
以下の書籍は、市民農園１区画１６平米という限られた空間で、１年間ほぼ収穫が途絶えない驚異的な栽培について、解説されているので、作付け計画の参考になると思います。
ありがとうございます。参考になりました。市民農園1区画で年間50品目の野菜を育てる本を使って管理したいのですが、いいソフトありませんか？作っていただける人知りませんか？
コメントありがとうございます。記事の中でご紹介したソフト以外は存じ上げないのですが、50品目の管理となると菜園マスターが便利ではないかと思います。無料期間もありますので、お試しいただくと良いかもしれません。ソフトを作ってくれる人は、残念ながら心当たりはございません。どうぞよろしくお願い致します。