青しそや赤しその栽培では一般的に葉っぱを収穫するのが目的ですが、それ以外にもたくさんの楽しみがあります。
この記事では、
・芽シソはどうやって育てるの?収穫の仕方は?
・穂シソ、実シソのの育て方・収穫のやり方は?
という疑問にお答えしていきます。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて7年以上です。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っています。青シソ(大葉)、赤しそはこぼれ種で毎年生えてくるものを育てています。
【芽しその育て方】芽しそは間引きで収穫【季節は春】
青しそや赤しそ栽培での発芽直後に楽しめる「芽しそ」。
芽しそは、その名の通り発芽したばかりのしその芽のことです。
1cm程度のサイズで、以下の写真のようなものが薬味や刺身に添えられたりしているのを見たことがある方も多いと思います。
- 青しその芽を使ったもの → あおめ
- 赤しその芽を使ったもの → むらめ(紫芽)と読みます
と言われ、商品(食品?)的には区別されているようです。
芽しその育て方・収穫・レシピ
芽しそを専門的に育てている農家さんなどでは、専用のトレーなどで育てるようですが、家庭菜園の場合は、専門的なことはまったく必要ありません。
主に方法は以下の2通りです。
・こぼれ種で芽が生えたものを収穫
・種まきをして芽が生えたものを間引き
私は、毎年育てていますので、気温が温かくなると、こぼれ種で畑のいろんなところに青しそ、赤しその芽が生えてきます。それらを見つけて収穫しています。
プランターでの栽培や始めてしそを育てるという方は、普通に種まきをして発芽したものを間引いて収穫しましょう。
なお、しその種は、発芽が難しいので、以下記事も見ておくと失敗しないと思います。
収穫のタイミングは、
あおめ(青しその芽)は、双葉が開いたら
むらめ(赤しその芽)は、本葉2枚
が、一般的だそうです。葉の柔らかさや風味の問題なんですかね。
しその芽はいろいろなレシピにつかえますよ。いくつか参考までリンクを貼っておきます。
穂しそ・実しそ(しその実)の育て方・収穫
穂しそ・実しそは、しその葉の収穫が終わる秋ごろから収穫が始まります。
秋になり気温が下がり、日照時間が短くなると、しそに花芽がついてきます。とう立ちということですね。
大葉など葉っぱを長く収穫したい場合は、花芽がつくと葉が固くなってしまいますので、花芽がでたら早めに摘み取ります。
穂シソの収穫・レシピ
しその花芽が付き始めて穂が伸びて、穂の半分くらいが開花した頃が収穫時期です。
この時期に収穫するのが「穂シソ」です。
穂の部分を切り取って(手でちぎってもOK)収穫します。
刺身のつまとして添えたり、天ぷらにして美味しく食べることができます。以下に参考レシピを載せておきます。
実しそ(しその実)の収穫・レシピ
最後に実しそ(しその実)ですが、
花が1、2個を残し落ちてしまったころ、まだ緑の穂を摘み取るのが「実シソ」です。
実しそはぷちぷちの食感がなんとも言えないのですが、収穫が早すぎるとプチプチ感が足りないですし、遅くなると今度は硬くなってしまいますのでタイミングが難しいです。
花が少し残っている、穂が緑色、穂の中の実がまだ緑色、といった点に注意して収穫してみましょう。
佃煮やしょうゆ漬けなど保存がきく調理法で美味しいので重宝します。参考までいくつかレシピを紹介しておきます。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・芽シソはどうやって育てるの?収穫の仕方は?
・穂シソ、実シソのの育て方・収穫のやり方は?
という疑問にお答えしてきました。葉っぱだけではなく、いろいろなしその楽しみ方があるのは家庭菜園ならではですよね。
私もいろんなレシピを発掘して新しい楽しみ方をしていきたいと思います。
記事は以上です。ありがとうございました。