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日本さかな検定(ととけん)とは?合格率や芸能人の合格者、履歴書に書けるか等を解説

皆さん、日本さかな検定(愛称:ととけん)をご存知でしょうか。

魚が好き、釣り好き、魚関係の仕事をしている、等々で受験を検討されている方々に見ていただいているとおもいます。

この記事では、

・日本さかな検定(ととけん)ってどんな検定なの?合格率は?

・芸能人や有名人の保有者は?

・履歴書に書けるの?

といった疑問について、(一応ととけん1級に合格した私が、)ご説明します。

ととけんの勉強法に興味のある方は、以下の記事を参考にしてみてください。

日本さかな検定(ととけん)とは?合格率は?

日本さかな検定協会のHPによれば、

魚を学び、旬をおいしく食す「さかなの国、ニッポンの検定」です

日本さかな検定は、検定を通し世界に誇る日本の魚食文化や地域の魚の魅力を広く知らせる取り組み

となっていて、

「魚の食文化」

に焦点が当てられている検定です。

魚種の知識はそれほど必要ない

「魚の食文化」というところが重要です。

さかな検定というと、

  • 珍しい魚の名前
  • 魚の生態
  • 魚の漢字

などなど、魚図鑑をすべて暗記しないといけないような、魚そのものに関する検定と勘違いされる方も多いと思いますが、

この検定は

「魚の食文化」

がテーマですので、めったに食べられないような魚についての知識を問われることはまずありません。

地域ごとの食文化、季節ごとの食文化などが中心ですので、魚種の知識を詰め込むよりは、普段食べている魚が、他の地方でどのように食べられているか、などの知識が必要になります。

なお、魚食ですので、(釣って食べるという観点だと思いますが)釣りに関する問題もでることがあります。

初心者でも受けられるの?

検定HPによれば、出題のレベルは、以下のように説明されています

3級(初級):        初めて出会う発見や感動を通して魚にもっと親しみたい方を対象とした初級レベル

2級(中級) :      魚好きにして通を自認する一般の方や漁業・流通・調理に携わる方で、もっと魚食文化の奥深さを身につけたい方を対象とした中級レベル

1級(上級):        魚と日本の魚食文化に関する広範囲の知識の頂点を目指す方を対象とした上級レベル

3級が、初心者向けです。漢字にフリガナもついていますし、小学生でも十分合格できるレベルですので安心してください。

実施時期や受験料は?

実施時期は毎年6月中旬から下旬です。

2019年(第10回)は、6/23(日)に開催され、2/1から受験申込が始まっています。

受験料は、

3級        4,200円(税込)

2級        5,200円(税込)

1級        7,300円(税込)

3級・2級併願     8,400円(税込)

です。2、3級を併願すると1,000円割引になりますね。

テキスト購入費用なども考えると、安くはないですね。

コスパを考えると一発合格したいところです。

合格率はどれぐらいなの?

HPに公開されている情報によると、

■3(初)級:合格率80.5%

■2(中)級:合格率52.6%

■1(上)級:合格率9.0%

準一級認定者の合格率は出ていませんが、認定者数から計算すると、1級合格者とあわせて38%程度です

昨年(第9回)から1級受験者のうち、合格ライン80%には届かなかったが、70%以上の方を対象に準1級の認定がされるようになりました。

1級は合格率9%と狭き門です。かなりの難関といえるでしょう。

どこで受験できるの?

2019年度は、

・酒田

・石巻

・東京

・静岡

・名古屋

・大阪

・鹿児島

の7都市で開催されるようです。

今年は、行けるところで開催されない場合でも、東京、大阪以外の会場は毎年変更があるようですので、来年以降で開催の可能性は残されています。

過去、北海道での開催がないのが、意外ですね。

どんな問題がでるの?

検定HPからの引用ですが、3級の問題です。

問題

北海道(ほっかいどう)の春(はる)告(つ)げ魚であるこの魚は、卵巣(らんそう)は数(かず)の子としておせち料理(りょうり)に、乾燥(かんそう)させた身(み)欠(が)きは郷土(きょうど)料理にも使われます。この魚を選(えら)びなさい。


(1)サケ (2)タラ (3)ニシン (4)ハタハタ


▼解答と解説▼


(3)ニシン


【解説】お正月(しょうがつ)料理に欠(か)かせない数の子はニシンの卵巣を塩漬(しおづ)けしたもの。アイヌの言葉(ことば)でニシンをカドと呼(よ)び、それがなまってニシンの卵を数の子というそうだ。いまでも東北各地でニシンをカド、カドイワシと呼ぶ。身欠きニシンは北陸や関西の昆布巻き、京都のにしんそば、福島会津地方のさんしょう漬けに使われる。

「食文化」がテーマになっていることがわかると思います。

ぱっと見こんなの解けない、と思われる(私もそうでした)かもしれませんが、

勉強していけば正解できるようになりますから、安心してくださいね。

テキストは何を使うの?値段は?

公式ガイドブック、副読本、過去問題集が用意されています。

公式ガイドブック

・からだにおいしい魚の便利帳 全国お魚マップ&万能レシピ(■3級 ■2級 ■1級対応) :1,404円

・からだにおいしい魚の便利帳(■2級 ■1級対応) :1,512円

公式ガイドブックは対応級が書かれていますが、個人的には、3級受験でも両方あった方が安心だと思います。

安く済ませたい場合は、Amazonや楽天などで中古品を探すと良いです。私も「からだにおいしい魚の便利帳」は中古で購入しました。

ととけん副読本

2016年版~2018年版が用意されています

・2016年版 ととけん 副読本/第6回過去問題・第7回模擬問題集 1,850円

・2017年版 特大号 ととけん 副読本/第7回過去問題・第8回模擬問題集 2,500円

・2018年版 ととけん 副読本/第9回模擬問題集 2,000円

気を付けてほしいのは、

2016年版、2017年版には過去問(前回分)が掲載されていますが、2018年版は模擬問題だけで、過去問は掲載されていないという点です。

過去問は勉強するには、別途、以下の過去問題集を入手する必要があります。

ととけん過去問

過去問は以下のようなものが用意されています。

ととけん過去問題集(第9回)

3級:1,100円

2級:1,200円

1級:1,300円

ととけん過去問題集(第8回)

3級:1,100円

2級:1,200円

1級:1,300円

ととけん過去問題集 第4回

第4回・3級(初級):650円

第2回問題・解答・解説集: 650 円

仮にすべて購入したとすると、

公式ガイドブック(2冊):2,917円

副読本(3冊):6,350円

過去問題集(8冊):7,200円

合計:16,467円

となりますので、一通りそろえるのは、結構な費用になります。

副読本は、模擬試験も掲載されていて、模擬試験に関連する問題(3級はそのままの問題)が出ることが多いので、少なくとも受験年度のものは購入しておきたいですね。

履歴書に書けるの?

英検、TOEICなど違うので、資格欄に書くというより、趣味特技に書くことだと思います。

食品関連の会社や水産、海洋系の大学入試では評価されるかもしれませんね。

有名人(芸能人)でととけん合格者はいるの?

アンジャッシュの渡部健さんは3級を持っているそうです。

キングオブコメディの高橋健一さんは1級を持っているそうです。芸能人で1級はすごいですね。

あとは、あまり有名な方ではないですが、さかな芸人ハットリさんが1級を持っています。東京会場で2年連続見かけましたよ。

まとめ

いかがでしょうか。まとめると以下のような感じでしょうか。

・日本さかな検定は、日本の魚食文化や地域の魚の魅力を問う検定

・3級は初心者でも合格可能、1級は合格率9%と難関

・6月に開催予定、会場は全国9会場

・履歴書に書くなら趣味特技

・芸能人でも1級合格者はいる

ととけんの勉強法に興味のある方は、以下の記事を参考にしてみてください。

本文でご紹介した以外のととけん関連の記事は以下を参考にどうぞ。

https://teiji-taisha.com/totoken-studymethod2

https://teiji-taisha.com/totoken-tv

試験当日はお好みの魚Tシャツで受験すると気合が入るかもしれませんね。以下リンクから魚Tシャツが購入できますので、ご興味があればどうぞ。

 

ABOUT ME
はぴねこ
ただの猫好きおじさんです。様々なきっかけで仕事に縛られず残りの人生を楽しんで生きようと決めました。楽しかったことや役に立つことを発信していきたいです。

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