幼稚園や小学校で年度初に加入を勧められる、学校、一般生活等での事故を補償する総合保険。
PTAの「こども総合補償制度」、「子ども総合保障制度」など、自治体や学校などによって名称は異なると思います。
春先に様々な手続きと一緒に行うことが多いので、加入したことを忘れている方も多いと思います。
そんな総合保険ですが、意外と役に立った経験がありますので、皆さんにも忘れてほしくないと思い、この記事を書きます。
一般的な総合保険(総合保障)の保障内容
学校や幼稚園・保育園でパンフレットなどをもらう一般的な総合保険の補償内容は大きく、以下の3つです。
賠償責任補償
子どもだけでなく、家族が他人にケガを負わせたり、他人の物を壊してしまった場合に補償の対象となるものが多いようです。
子どもが誤って自転車で他人を怪我をさせてしまって、障害が残ったといった場合に補償になるものですね。
育英費用補償
扶養者が偶然な事故によるケガで死亡または重度後遺障害が残った場合、子供の将来のための費用を補償します。
要するに、子供の親が事故などで働けなくなったりした場合に補償が出るというものですね。
傷害補償
通園や通学途中の事故だけでなく、自宅での事故または交通事故やレジャー中の事故、熱中症、O-157などの感染症が対象となり、後遺障害から入院・通院まで幅広い補償ものが多いです。
保険の対象になっている子供の怪我などが補償されるというものです。
私の体験談
私の体験談ですが、先日、旅先で子供が風呂の扉に指を挟まれ骨折しました。
けが自体は数か月で完治しましたが、保険のことはすっかり忘れていました。
治療も終わり、数か月経った頃にたまたま保険関係の資料を整理していたら、幼稚園で入っていた園児総合保険の保険証を見つけました。
年度も替わっていたので、「保険は適用されないのかな」と思って、電話をしてみたら、「保険期間内の事故なので対象です」とのことでした。
通院先の病院等をお伝えし、スムーズに保険金をいただくことができました。
通院代+αのおつりがでましたので痛い思いをした子供に、プレゼントを買ってあげることもできました。
学校等の勧めるままに入っていた保険が以外なところで役に立つこともありますよ。
一度、どんな保険に入っているか整理してみるといざというときに役に立つかもしれないですよね。
皆さんも、是非一度整理してみてくださいね。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、意外と加入したことを忘れてしまいがちな子供総合保険について、記事にしてみました。
この記事が皆様の何かの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。