初めて乗馬を体験するときにうまく乗れないのは当たり前なのですが、鞍数(馬に乗った回数)が増えてきてもなかなかうまくならないと、
・才能がないのかな?
・センスがないのかな?
・上達が早い人との差は何なのか?
と感じてしまうと思います。
そんな悩みに、この記事ではお答えしていきたいと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者の大学時代の4年間馬術部に所属し、全日本学生大会にも出場経験ありという乗馬経験です。
なお、上手くならないと焦る前に、どれぐらいの鞍数でどれぐらいのことができればよいかは、こちらの記事「【体験談】乗馬初心者が上達に必要な時間(鞍数)はどれぐらい?」紹介していますので、参考にどうぞ。
乗馬がうまくならない人が上達のために気を付けるべき3つのこと
乗馬がうまくならない人が上達のために気を付けるべき以下3つの基本的なコツをお伝えしたいと思います。
・乗馬上達のコツ①:リラックスすること
・乗馬上達のコツ②:姿勢よく乗ること
・乗馬上達のコツ③:前をしっかりと見ること
順番に説明していきますが、説明の前に少しだけ。
「うまくならない」と悩んでいるのは「うまくなりたい」という気持ちの裏返しです。「うまくなりたい」という気持ちがあれば、必ず上達するので、諦めないで頑張ってください。
ここで紹介することは、とても基本的で簡単なことなので、ぜひ心がけてみてください。意識するだけで数倍変わりますよ。
乗馬上達のコツ①:リラックスすること
乗馬上達のコツ1番目のコツは「リラックスすること」です。
乗馬がうまくならないと思っている人に「緊張をするな」という方が難しいと思いますが、馬を何とかしてやろうと力むより、リラックスして乗ることが非常に重要です。
乗り手の緊張は馬にも伝わりますし、何より身体が固まってしまうと馬の振動をうまく吸収できません。
落馬を心配せずにとにかくリラックスしてみてください。
イメージとしては、馬上からつま先をダラーンと地面に下ろすつもりで乗ってみてください。
そうすると鞍に深く座れますし、振動も吸収しやすいと思います。
力が入って全身がガチガチだと馬への合図(扶助)もうまく伝わらないです。
落馬が気になる方は、こちらの記事「乗馬で落馬して怪我をしないために気を付けたい3つのこと」も参考になると思います。
乗馬上達のコツ②:姿勢よく乗ること
乗馬上達の2番目のコツは「姿勢よく乗ること」です。
背筋を伸ばして胸を張って乗るだけで、バランスも良くなります。速歩や駈歩で振動が大きくなるとどうしても背中が丸くなって姿勢が悪くなりがちです。
姿勢が悪くなると、バランスも悪くなります。
ですから、「良い姿勢でのること」を意識してください。見た目も格好良くなりますし、馬への指示も伝わりやすくなるはずです。
是非姿勢よく乗ってください。
乗馬上達のコツ③:前をしっかりと見ること
乗馬上達の3番目のコツは「前をしっかり見ること」です。
初めのうちはどうしても揺れが怖くなったり、馬に指示を与えるときに前かがみになり下を向きがちです。
軽速歩の手前や駆歩の手前を気にしすぎてしまうと同じように下ばかり向いてしまいます。
馬は前に進む生き物です。進行方向をしっかり向くことは大事ですよね。先に述べた姿勢よく乗ることにもつながりますしのでぜひ意識してみてください。
また、2頭以上で練習する(部班の)場合には特に前の馬に気を付けなければいけないので忘れないでくださいね。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、鞍数(馬に乗った回数)が増えてきてもなかなか上手くならない方の
・才能がないのかな?
・センスがないのかな?
・上達が早い人との差は何なのか?
といった悩みにお答えするかたちで、上達のコツを3つほどお伝えしてきました。
乗馬がうまくなることはそんなに難しいことではありません。繰り返しになりますが、以下の3つを意識して馬に乗るようにすれば、必ず上達につながると思います。
・乗馬上達のコツ①:リラックスすること
・乗馬上達のコツ②:姿勢よく乗ること
・乗馬上達のコツ③:前をしっかりと見ること
乗馬クラブの馬場などには鏡がおいてあることが多いので、自分の姿勢を確認すると良いと思います。「格好良く乗る」を意識すれば、きっと上手になります。頑張ってくださいね。
この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。