家事ができない嫁って、テレビなんかでもたまに放送されていたりしますよね。
私の嫁は家事ができない嫁でした。
この記事では、
・家事ができない嫁に家事をしてもらうにはどうしたらよいのだろう。
・嫁はなんで家事をやらないのか、できないのか
という悩みをお持ちの方に、私の経験からこうしたら気持ちが楽になりますよ、という話をお伝えしたいと思います。
【家事ができない嫁】グレーゾーンの妻について考え方を変えたら楽になった
家事ができない嫁って、夫からすると本当につらいですよね。専業主婦だったりすると、なおさらです。
個人的な話ですが、少し私の経験話にお付き合いください。
私の嫁も家事ができない嫁でした。そんな嫁と暮らしてたので、
・家事ができない嫁に家事をしてもらうにはどうしたらよいのだろう。
・嫁はなんで家事をやらないのか、できないのか
ということばかり考えていました。皆さん同じような悩みだと思います。
私(自分)⇒嫁 に何かを求める、やらせる
という考えですね。嫁側の事情や原因についてあまり考えられていなかったと思います。
そんなとき、テレビでも達障害についての番組を目にしました。
もしかしたら妻は発達障害のグレーゾーンかもしれない
そのテレビ番組を見ていたら、私の妻は、発達障害のチェックリストに当てはまる項目がいくつもありました。
我が家の妻の場合、普段こんな症状がありました。
・片付けができず家がぐしゃぐしゃ
・人の話を理解できない
・計算ができない
・複数のことを同時にできない(そのため料理に時間がかかる)
・他のことが気になると今やっていることを忘れてしまう(コンロの火をつけっ放し)
こんな嫁に対し、私はできないことを叱りつけていました。でも本人に聞くと「やりたいと思っているけど、できない」と。以前の私は、「何を言っているんだ。やる気がないだけだろう」と考えていましたが、
発達障害というものを知ることができ、本人は発達障害の症状に苦しんでいるのかもと思えるようになりました。
発達障害については、最近ようやく世の中で注目され、理解が少しずつ進んできたのかと思います。一方で、まだまだ認知されていないことで。発達障害やそのグレーゾーンの家族をお持ちの方は辛い思いや嫌な思いをされているのではないでしょうか。
ネットでもチェックリストがありますので、興味あれば、皆さんの嫁が当てはまるか確認してみてください。
家事ができない嫁への考え方を変える
嫁が「発達障害かも?」という、新しい発見は大きなきっかけになりました。
一番大きかったのは、
・苦しんでいるのは嫁
・その嫁を傷つけてきたのは私
ということが分かったことです。
でも、家事ができない嫁であることに変わりはありません。どうすればよいのか。
考え方を180度変える
そんな私に解決の糸口をくれたのが、「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」の著者の大場美鈴さんの言葉です。
私なりに理解した「発達障害とは?」の答えを一言で言うと、「得意なことと苦手なことの差が大きい子」だと思います。誰にでも得手・不得手があり、その凸と凹の形を「個性」というのだと思いますが、発達障害の子はその個性による「発達の凸凹」の差が大きいため、「特別な個性=特性」になるのです。
「得意なことと苦手なことの差が大きい」というのはまさに嫁にピッタリ当てはまる言葉でした。凸凹が特性という言葉もしっくりきました。
発達障害という言葉は、できない部分「凹」が発達していないことしか見ていない言葉だと気づき、「凸」について考えました。
「凸」だけみたらどうなるかと。発達障害の逆は、得意なことが発達しすぎた「発達しすぎ障害」ではないかと。
ゲームのように考える
人には、生まれながらに持っている能力があります。
人は様々な能力(発揮できるもの、できなもの、目に見えるもの、見えないもの)の総和が平等になるよう生まれてくるのだと思います。
簡単には考えるとゲームのステータスの割り振りのような感じですね。最初に100ポイント持っていて、それを割り振るみたいな。
生まれてくる前に、日常生活を普通に送りたい人は各能力を20以上にしてくださいって言われてるんだと思うんですね。
例えば、平均的な人間だとこうなります。
<平均的な人>
体力 | 20 |
---|---|
知力 | 20 |
集中力 | 20 |
芸術性 | 20 |
記憶力 | 20 |
ところが発達障害と呼ばれるかたは、この数値の振り方を独特にしちゃってるんです。日常生活であまり発揮されない芸術性とかに振りすぎちゃうと、足りなくなっちゃうんです。
<芸術家>
体力 | 5 |
---|---|
知力 | 5 |
集中力 | 30 |
芸術性 | 50 |
記憶力 | 10 |
すごい芸術性とそれを発揮するための集中力を持っていたとしても、赤字部分が不足しているため、日常生活で困った利するわけです。
例えば、エジソンや坂本竜馬なども発達障害だったと言われています。エジソンは発想力、坂本竜馬は人間的な魅力、といった能力が「発達しすぎ障害」だったのかもしれません。
そう、私は理解してます。
家事ができない嫁への接し方を変えた
発達障害を理解し、発達しすぎているところもあるということが分かったので、嫁の長所、得意なところを見るようにしました。
私の妻は、複数のことを同時にやることができません、でも集中力がすごいんですよね。あり得ないぐらいすごい。
一つのことに没頭し始めたら、一日中でもやっている。私にはそんな集中力はありません。
「〇〇が気になっているなら、やってみたら?」
と促し、時間を気にせずやらせるようにする(そうすると何日分の家事が終わる)。他のところは私がカバーすればよい。
と考えるようになって気がとても楽になりました。
まとめ
いかがでしょうか。
お伝えしたいことがうまく書けなかった気がしますが、
この記事では、
・家事ができない嫁に家事をしてもらうにはどうしたらよいのだろう。
・嫁はなんで家事をやらないのか、できないのか
という悩みをお持ちの方に、私の経験からこうしたら気持ちが楽になりますよ、という話をしてきました。
なんでやってくれないのか?ではなく、嫁もできないことに苦しんでいないだろうかという視点で見ると新たな発見があるかもしれません。
私の場合、発達障害ということに気が付くことができて考え方を大きく変えることができ、かなり気持ちが楽になりました。
この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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