チェロを習いたいと思っている方にとって、まず気になるのが費用ではないでしょうか。
この記事では、チェロの習い事にかかる費用について主に以下のような疑問にお答えしてきます。
- チェロの習い事の費用はどれくらい?レッスン料金の相場は?
- 費用は初心者向けと上級者向けで違いますか?
- チェロを始めるために必要な初期費用はありますか?
チェロを習いたいけれど、費用が気になる方はぜひ本記事を参考にしてください。
この記事の信頼性
この記事の筆者は、30代で完全初心者からチェロを習い始めました。「山野楽器の大人のチェロ教室」で5年以上レッスンを受けた実績があります。子育てが忙しくなり一旦レッスンを中断していますが、落ち着いたら再開する予定です。
チェロの習い事にかかる費用の相場(月謝・初期費用)
まず、チェロの習い事にかかる費用の相場から見ていきましょう。
チェロの習い事には、以下のような費用が掛かります。
・レッスン料(月謝)
・初期費用(楽器代、などなど)
・メンテナンス費用
などがかかります。
まずは、レッスン料(月謝)の相場です。
一般的なチェロの個人レッスンの月謝は、
1回のレッスンで大体5,000円~10,000円程度が相場とされています。週に1回のレッスンを行う場合、月謝は20,000円~40,000円程度になります。私の場合、グループレッスンで月2回、月謝は10,000円でした。
次に、チェロを始める際には初期費用として楽器代やそれ以外に準備する物の費用もかかります。
ざっと挙げると以下のようなものを準備する必要があります。
- 楽器
- 弓
- ケース
- 楽譜
- 譜面台
- 松脂
- ミュート
- チューナー
チェロについては、一般的な相場をお伝えすると、初心者向けの入門用チェロの価格帯は、20万円~50万円程度です。上級者向けのチェロは、50万円以上のものもあります。もちろん、もっと安いものもありますが、相場としては上記のような感じです。
あと高いものは弓とケースです。弓は10万円程度から、ケースは数万円からといった感じでしょうか。その他は、大した金額ではありません。以下記事も参考になると思います。
最後に、チェロのメンテナンスや修理費用があります。
弦の弓の交換や調整などのメンテナンス費用は、一般的には年間で5,000円程度が目安と言われています。あまり練習しない私の場合は、弦や弓もそれほど傷まないので、弦が切れたときに交換するぐらいですね。
なお、本体の大きな故障などは、費用がかさむこともありますが、普通に扱っていれば問題ないのであまり気にする必要はないです。
初心者向けと上級者向けの費用差
チェロを習うための費用は、上級者と初心者ではどのような違いがあるでしょうか。
初心者向けのチェロを始める場合、初期費用は楽器代が主な費用となります。
月謝は個人レッスンでは20,000円程度、グループレッスンでは10,000円程度が相場です。大手の音楽教室などでは、グループレッスンを初級、中級等に分けて、初級を1年やると中級に上がるといった形をとっているところもあります。その場合、中級に上がると月謝も1,000円程度上がるようです。
また、基礎を学ぶためにレッスンの回数を増やすと、月謝の負担が大きくなることがあります。
一方、上級者の場合、楽器代よりもレッスン料金がかさむことがあります。上級者向けのチェロはレッスンは難易度も高いため、月謝も高めに設定されます。上級者の場合、個人レッスンの月謝は30,000円以上が相場と言われています。
また、初心者から上級者へレベルアップしていくと、楽器を買い替えることが一般的です。上級者向けの楽器は高価なものになりますので、月謝も含めると上級者になるころには多額の費用が必要になる可能性があります。
チェロ教室のレッスン料金の相場
チェロ教室のレッスン料金は教室やレッスン内容によって異なりますが、一般的な相場をご紹介します。
レッスンは通常、個人かグループの二種類です。グループの方が一度に教えられる人数が多いため、リーズナブルになります。
個人レッスンの場合、月謝は先ほどもお伝えしたように1回のレッスンで5,000円~10,000円が相場です。
教室でのグループレッスンの場合、1回のレッスンで3,000円~5,000円程度が相場とされています。私が通っていたところは、月2回のレッスンで10,000円弱でした。
レッスン料金は教室のレベル(初級とか上級)や評判にも関係してきます。有名な教室や高レベルな指導を行っている教室は、料金も高めに設定されることが多いです。
逆に、初心者やリーズナブルな料金を提供している教室もありますので、自分の予算と目標に合わせて教室を選ぶとよいでしょう。
充実したレッスン内容でリーズナブルな料金の教室
チェロのレッスン料金には幅がありますが、充実したレッスン内容でリーズナブルな料金を提供している教室も存在します。料金とレッスン内容のバランスを見極めることが大切です。
初めてチェロを習うなら、初心者に特化した教室や、グループレッスンを行っている教室が良いでしょう。初心者向けの教室は、基礎から丁寧に指導してくれるため、初めてチェロを始める方におすすめです。
また、グループレッスンでは少人数でのレッスンが行われるため、リーズナブルな料金で充実したレッスンを受けられる場合があります。
レッスン料金だけでなく、教室のアクセスや環境も比較してみると良いでしょう。通いやすい教室を選ぶことで、継続しやすくなるはずです。
大人でもOKな音楽教室をいくつか探してみました。良かったら参考にしてください。
EYS音楽教室(楽器が無料でもらえる。楽器にお金を掛けたくない方向け)
山野楽器の大人のチェロ教室(筆者の通った教室。首都圏中心に教室多数)
小林音楽教室(質の高いレッスン。サントリーホール等の一流ホールで発表会開催)
ヤマハ音楽教室(いわずと知れた大手)
まとめ
いかがでしょうか。
チェロを習うためには費用がかかりますが、その費用は自分の目標や予算に合わせて考えることが重要です。初心者から上級者まで、自分に合ったレッスン料金や教室を選ぶことで、充実したチェロの習い事を楽しむことができるでしょう。ぜひ、自分に合った環境を見つけて、チェロの世界に踏み出してみてください。
EYS音楽教室(楽器が無料でもらえる。楽器にお金を掛けたくない方向け)
山野楽器の大人のチェロ教室(筆者の通った教室。首都圏中心に教室多数)
小林音楽教室(質の高いレッスン。サントリーホール等の一流ホールで発表会開催)
ヤマハ音楽教室(いわずと知れた大手)