今年も里芋の収穫シーズンが終わりました。
今年は雨が多かったこともあり、我が家の畑では豊作で沢山収穫ができました。当然親芋も沢山採れるわけですが、この記事では、
・里芋の親芋って食べられるの?
・里芋の親芋のレシピってどんなものがあるの?
といった疑問にお答えしていきたいと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて5年以上になります。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っていて、里芋は毎年栽培しています。もちろん親芋も完食しています。
【固い?】里芋の親芋は食べられる
まずは、里芋の親芋についてご説明します。
里芋は、主に以下のような品種に分かれます。
- 子芋、孫芋を主として食べる品種
- 親芋、子芋を食べる品種
- 茎(ずいき)のみ食べる品種
③の茎だけ食べる品種は、芋は食べられませんが、①、②の品種は親芋も食べることができます。
①は、「土垂」、「石川早生」といった品種で、一般的には子芋・孫芋を食べるため、親芋は流通していませんが、実は親芋も食べられます。
②は「セレベス」や「やつがしら」といった品種で、親芋も食べるために作りますからおいしく食べられます。ちなみに「やつがしら」などは芋茎(ずいき)として茎を食べることもできます。
詳しくはこちらの記事「里芋「八つ頭」の茎(芋がら)は「ずいき」。食べられます【収穫・保存など】」で解説していますので、参考にどうぞ。
ということで①、②については親芋は食べることができます。
ちなみに親芋は種芋としても使うことができます。以下記事が参考になると思います。
▶【里芋栽培】親芋を種イモとして栽培【収量は増える?何回使える?】
里芋の親芋に毒はないの?
一般的に親芋を食べないと聞くと「何か食べれない理由があるのか?」「親芋に毒でもあるのか?」と考えてしまいがちですが、
里芋の親芋に毒はありません
ので、安心して食べてください。
スーパーや野菜の直売所などで見かけたら「買い」ですよ。
【参考】里芋の親芋:昔の用途
里芋の親芋について調べていたら、以下のような記事を見つけましたので参考に紹介します。昔は、「膨張剤」として使っていたそうです。
里芋の親芋は殆ど見かけせんが何処に言ったのか調べてみました。
食糧不足時代は煮たものを食べた記憶がありますが、現在は殆ど市場には出てきませんので食べません。里芋は昔から膨張剤として用いられていました、もち米と一緒に蒸して杵で搗き、薄く切ってから乾燥したものが「カキ餅」になります。
この親芋を生のままチップにし乾燥します、それを粉末にしますと様々な用途に利用する事が出来ます。
収穫されている小芋、孫芋と同量親芋が廃棄されています、勿体ないことだと思います。
和菓子の原料やそばのツナギ、料理など様々な分野での活用が期待できます。
【私の畑で育てた里芋の親芋】親芋を使うメリット
今年栽培した里芋です。「越前大野上庄里芋」という品種で基本的には子芋を食べる品種です。
収穫した親芋です。掘り起こした状態ですが、周りに子芋がついた状態ですね。
子芋、孫芋を取り除くとこんな感じです。結構大きいですよ。
因みに私が考える親芋を使うメリットは、以下の通りです。
・大きいので量が多い
・大きいので皮がむきやすい
・下ごしらえに時間がかからない
もちろん食味もホクホクとして美味しいのですが、上記のようなメリットもあり、やめられません。
里芋の親芋のレシピ
我が家では、里芋の親芋は、
・煮物
・揚げ物
・汁物
などに使っています。こちらは先日作った豚汁です。里芋は親芋を使っていますがとても美味しく食べれました。
里芋の親芋の下処理
親芋は粘りや灰汁が強いので、皮を剥いて、適当な大きさに切ったところで、軽く下茹ですると、ぬめりが落ちて美味しく食べれますよ。
こちらの圧力鍋を使う方法(↓)も参考になると思います。
里芋の親芋をホクホクにする方法 レシピ・作り方 by *和土*|楽天レシピ (rakuten.co.jp)
里芋の親芋のレシピ
私が参考にしている里芋の親芋のレシピをいくつかご紹介させていただきます。皆さんの参考になれば幸いです。
こちらのサイトでもいろいろと作られているので参考にどうぞ。
でかーい!親芋料理♪ : シンクロナイズドクッキング (exblog.jp)
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・里芋の親芋って食べられるの?
・里芋の親芋のレシピってどんなものがあるの?
といった疑問にお答えしてきました。
家庭菜園で育てている方、スーパーや直売所などで購入できる方など、里芋の親芋はとても美味しいですので、是非食べてみてください。
ちなみに、親芋を翌年の栽培の種芋として使うと収量がアップするなどのメリットもありますので、捨てないで是非活用してあげてくださいね。
この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。