最近、私の近くでよく見かけるようになった24時間無人の餃子店「雪松」。多摩センター店に先日初めて行ってきました。
この記事では、
・無人の餃子店ってどんな感じの店なの?
・無人だと万引きとか、売り上げを持ち逃げされたりしないの?
・で、無人の餃子店「雪松」のお味はどうなの?
という疑問にお答えしていきたいと思います。
24時間無人販売の餃子「雪松」【多摩センター店】
多摩センター駅から少し離れた閑静な住宅地にある、24時間無人の餃子店「雪松」の多摩センター店に行ってきました。
この「雪松」さんは、公式HPによれば、
群馬県水上の温泉街にひっそりと佇むお食事処「雪松」。
創業昭和十五年、三代続くこの店は知る人ぞ知る餃子の名店。
芸能人、プロスポーツ選手有名料理人など様々な人々が雪松の餃子を求めて
この小さな店を訪れます。
地元の人はもちろん様々な人達に愛され続けています。
と紹介されており、昭和15年創業ですから、戦前から続く80年近い歴史がある餃子の老舗ということです。「知る人ぞ知る餃子の名店」期待できそうです。
無人販売の餃子「雪松」の多摩センター店はどんな店?
早速私が訪れた24時間無人販売の餃子店「雪松」の多摩センター店についてご紹介します。
(実は「雪松」が目的ではなく、多摩センターのラーメン屋「西海製麺所」に行った際、隣にあった「雪松」に立ち寄りました。ちなみに「西海製麺所」も行列の店で美味しいですよ。)
さて、餃子の「雪松」ですが、外観はこんな感じです。ぱっと見ふつうのお店のように見えますよね。普通のラーメン屋とかと同じぐらいの大きさです。
「餃子36ケ1,000円」、「出入口 24時間営業」と書いてある入り口の自動扉から中に入ると、正面にモニターがあります。
こちらのモニターで販売方法などの説明が見れます。初めて来た方は、ほんの数分ですので、一度見ておくと良いです。内容はとてもシンプルで、冷凍餃子の購入の仕方(商品の取り出し方や料金の支払い方法など)が説明されています。
店内は商品棚などは無く、以下のようなコンビニにあるような冷凍庫のみです。その中に冷凍餃子がびっしり入っています。売っているのは「冷凍餃子」のみ(タレなどを除く)です。
中に入っている冷凍餃子を取り出します。18個入りの餃子パック2パックの36個で1袋として販売していますので、袋ごと取り出します。こんな感じの袋です。2袋でも、3袋でも必要な数を冷凍庫から取り出しましょう。
保冷剤も忘れずにもらっておきましょう。1袋につき2個まで無料で保冷剤をいただけます。(保冷パックが必要な方は別途100円で販売されていますので、購入してください)
保冷剤は小さいサイズのものですので、20分以上の持ち運びが必要な場合や夏場は、保冷バッグがあると安心です。
餃子を取り出したら、あとは料金の支払いです。店内を見渡してもレジのようなものはありません。あるのは賽銭箱のみ。。。
こちらの賽銭箱のようなものが、料金箱です。この箱に料金を支払います。1袋購入するのであれば、1,000円札を一枚入れます。
ただの箱ですので、当然ですが、おつりは出ません。多く入れてしまったりしても返ってきませんので、要注意です。(間違ってしまった場合は、店内に記載の連絡先かこちらから連絡してください)
以上で購入完了です。
必要な方は、以下の物が追加購入できます。
・保冷バック 100円
・雪松特製ダレ 100円
慣れてしまえば、30秒もあれば購入できてしまいます。24時間営業なので、夜中に小腹が減った時に立ちよれば、自宅ですぐに上手い餃子を食べることができますね。
袋に最初から入っていますので、エコバッグを持参しなくても、手ぶらで大丈夫なところも嬉しいですね。
名称 | 餃子の雪松 多摩センター店 |
---|---|
住所 | 東京都多摩市落合3-11-2 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | 年中無休 |
連絡先 | 070-1437-0829[受付 9:00~18:00] |
無人餃子の「雪松」は万引き、売上の持逃げの心配はないの?
ここまで、24時間無人販売の餃子「雪松」の多摩センター店についてご紹介してきましたが、他の店でも販売システムは基本的には同じです。
どこのお店に行っても「?」と感じると思う点が、
・万引きは大丈夫なの?
・売上を持ち逃げされたりしないの?
ということです。
万引きは大丈夫なの?
画像でもご紹介した通り、餃子は冷凍庫に入っています。その冷凍庫には鍵はかかっていません。
自動販売機のように、お金を払ったら商品が受け取れるシステムではなくて、商品だけを先に取り出すことができるシステムです。
つまり、悪意を持った人が
・商品だけ取り出して持ち帰ることができてしまう
ということです。防犯カメラのようなものは設置されていましたが、基本的には性善説に基づいて販売しているということだと思います。
それこそ外国で同じシステムで販売したら、一晩で餃子を根こそぎ持っていかれそうな感じです。治安のよい日本だからこそできる販売システムなんだろうなと、感心しました。
同じ無人餃子のだるまやさんで窃盗があったとの記事が出ていました。やはり万引きする人がいるんですね。。利用者にとって、コロナ感染防止にもなるし、便利な販売システムなので、こういったことは無くなってほしいですね。
だるまやさんの記事はこちらです。
売上を持ち逃げされたりしないの?
万引きは出来てしまいそうな販売システムでしたが、売り上げを持ち逃げされないのかも心配になりました。
料金の支払いシステムについてはご説明したとおり、料金箱にお金を入れるということでしたが、その料金箱は大丈夫でしょうか。
料金箱の下には、金庫のようにロックがかかっているようで、簡単に取り出すことは出来なさそうで、安心しました。
外国とかであれば、この金庫ごと根こそぎ持っていく人たちもいそうですが、、、まあ日本ですから大丈夫なんでしょうね。
「雪松」さんはそのあたりも含めて店舗展開されていることでしょうから、私が心配するのも余計なお世話なのですが、店舗に立ち寄った際、感じてしまった「?」だったので、少し考察してみました。(万引き等を助長する意図は全くありません。)
無人のコンビニ、無人の服屋、もある時代ですし、コロナの影響もあり、これからは無人店舗が増えていくのかもしれませんね。
無人の餃子店「雪松」の餃子の味
いろいろと衝撃的な販売システムに注目しすぎて長くなってしまいましたが、
・で、餃子の味はどうなのよ?
という点について少し触れていきます。
パックを開けると、以下のような感じで18個冷凍餃子が入っています。
包み紙に餃子の作り方が書いてありますので、それに従って餃子を焼いていきます。
具体的な手順は以下の通り。解凍はせず、冷凍のまま焼きます。
・熱湯100ccを準備
・フライパンに油30ccをひき、火をつけて1分間温める
・フライパンの火を止め、間隔をあけて餃子を並べる
・用意した熱湯100ccをすべての餃子にかかるように上からかける
・すぐに蓋をして、中火で蒸し焼きにする(5~6分)
・蓋を開けて水分を飛ばし、程よい焼き色がついたら出来上がり
間隔をあけて餃子を並べる点は注意しましょう。近づけすぎると餃子同士がくっついてしまいます。
出来上がりは、羽のついたぱりぱりの餃子になると思います。ちなみに1パックで199kcalです。
さて、お味の方はと言いますと、公式HPで以下のように紹介されていますが、
シンプルだけど絶妙なバランスこれこそが他の何とも違う独特の美味しさの秘密
個人的な感想としては、「シンプルで美味しい」です。
大きすぎず、小さすぎず、ちょうどよいサイズの餃子で、ニンニクが効いて、野菜が多めと感じた餃子でした。
私は、特製ダレを買わなかったのですが、タレが、「甘めの味付けで美味しい」そうです。次回行ってみたらタレも買ってみようと思います。
餃子の雪松のコスパ
買い方や味が分かったところで、雪松の餃子のコスパを最後に見ていきたいと思います。
以下の通りです。
雪松 | 大阪王将 | |
餃子1つ当たりの値段 | 27.8円 | 29円 |
比較対象にした餃子は大阪王将の冷凍餃子。送料無料で、100個入り、2900円(税込み)です。(Amazonの評価☆4.1)
大阪王将の場合、たれも12個ついてくるので、それも入れると違ってきますが、餃子一つ当たりのコスパでは、雪松の方が良いですかね。
まとめ
いかがでしょうか。
私の近くでよく見かけるようになった24時間無人の餃子店「雪松」について、
この記事では、
・無人の餃子店ってどんな感じの店なの?
・無人だと万引きとか、売り上げを持ち逃げされたりしないの?
・で、無人の餃子店「雪松」のお味はどうなの?
という疑問にお答えしてきました。
なかなか便利で美味しい餃子店でしたので、また機会があれば利用したいと思っています。店舗もどんどん増えているようですので、近くにできたら一度立ち寄ってみると面白いと思いますよ。
この記事が何かの役に立てば幸いです。