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【玉ねぎ栽培】玉ねぎの苗の余り・残りはどうする?【活用法】

玉ねぎ苗 残り 余り

玉ねぎ栽培で、苗を購入したり、育てたりした場合どうしても少し残ってしまうことがあると思います。

この記事では、

・玉ねぎの苗の余り、残りはどうすればいいの?

という疑問についてお答えして行きたいと思います。

この記事の信頼性

この記事の筆者は家庭菜園を始めて5年以上になります。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っています。玉ねぎは毎年自分で苗から育てています。

【玉ねぎ栽培】玉ねぎの苗は結構余る

玉ねぎを栽培するときは、一般的には、1本ではなく、数十本単位以上で栽培することになると思います。

玉ねぎの苗は、自分で育てるか、ホームセンターなどで購入(↓こんな感じのやつです。)

することになりますが、購入する場合でも、50本単位などで売られており、作付け数より多く購入するため、必ずと言って良いほど余ってしまいますよね。

また、苗は、太さや生育状況によって、選別をするので、細い苗などが残る傾向があると思います。

他の苗のように作付け数だけ購入するわけではないので、玉ねぎの苗は、結構あまるということになります。

私も最初に玉ねぎを植えたとき残った苗が余り「もったいないなあ」と考えていましたが、残った玉ねぎの苗は、以下に紹介する通り様々な活用法がありますので、捨てないようにしましょう。

残った玉ねぎの苗はどうする?【余りの活用】

植え付け後余った玉ねぎの苗の活用方法は主に以下の通りです。

・予備の苗として保存

・栽培する(ミニ玉ねぎなど)

・食べる

・誰かにあげる

順番に説明したいと思います。

予備の苗として保存

まずは、「予備の苗として保存」しましょうという話です。

玉ねぎの苗を定植したら全ての苗が、活着(根付く)するわけではありませんよね。

・もともと苗が弱い

・寒さでやられる

・病気になる

・虫に食べられる

・風で倒れる

といった形で、100本植えたら数本は欠損することが多いと思います。

10,000本とか植える農家さんなら1株かけたところでどうということはないのでしょうけど、小さな畑で出来るだけ収穫したいと私にとっては、株の欠損は結構問題なんですよね。

そんな時に「苗を保存しておく」と欠損した箇所に保存した苗を植えることができます

保存の方法は簡単です。

玉ねぎを定植した後、余った玉ねぎの苗を土に埋めておきます

といっても植え方は適当で良いです。自宅のプランターに植えても良いですし、畑の隅っこや畝の端などで問題ありません。

土の深さはそれほど深くなくてよいです。根っこが埋まっていればOK。生長点(葉っぱが生えるところ)は土で覆わないように注意しましょう。

私は適当に束ねて、こんな感じで畝の脇に植えています。すぐに使えるので便利です。

玉ねぎ苗 残り 余り定植後、株の欠損が出たら、予備の苗を掘り出して植えなおせばOKです。

残った玉ねぎ苗を栽培する

玉ねぎ苗余りの栽培「余った玉ねぎの苗の活用法」の2つ目は、栽培するです。

といっても普通の玉ねぎを栽培するわけではありません。主に以下のような活用法があります。

・ミニ玉ねぎ

・葉玉ねぎ

・玉ねぎの種を採取

順番に説明していきます。

ミニ玉ねぎを栽培する

最初はミニ玉ねぎの栽培です。

通常の玉ねぎは、株間を15cm程度取って植え付けをしますが、それよりも狭く株間を取ります。そうすることで、株同士が成長を邪魔しあうので、小さ目の玉ねぎができます。

「ペコロス」と呼んだりしますよね。

育て方は普通の玉ねぎと一緒ですので、畑のすみや畝の端などに植えて育てればOKです。5㎝程度の株間を取りましょう。プランターでも作りやすいです。

ミニ玉ねぎは、シチューにそのまま入れたり、焼いたり、ポトフに入れても良いですよね。ちょっとだけレシピのリンクも紹介しておきます。

葉玉ねぎを栽培する

続いて、葉玉ねぎの栽培です。

葉玉ねぎもミニ玉ねぎと同じです。葉玉ねぎは、玉ねぎの玉の部分が、ふくらむ前に若どりしたものです。

玉ねぎになる部分だけでなく、葉も全部食べることができます。

収穫時期は玉ねぎよりも早く2月~3月です。

余った苗で葉玉ねぎを作る場合は、株間を2~3㎝ぐらいで密植させて育てると栽培スペースを節約できます。また、間引きながら葉玉ねぎを収穫し、株間を広げていくとミニ玉ねぎや、普通の玉ねぎとして楽しむこともできます。

千葉県が日本一の生産量のとのことで、千葉県のHPに詳しく紹介されています。

玉ねぎの種を採取

最後は、「玉ねぎの種を採取」するです。

余った苗を玉ねぎの種の採取用に育てましょうということです。玉ねぎの種は採るまでに2年かかります。

簡単に説明すると、最初の年の6月に親玉ねぎとして収穫したものを貯蔵して、翌年秋に定植、その翌年にネギ坊主ができ、花から種が採れるということです。

余った苗を畑の隅っこなどに植えておき、玉の部分が親指大になるまで育てたら、収穫して干しておくと親玉ねぎとして保存できます。

毎年玉ねぎを育てる方、自家採取の種で育てたいという方にはおすすめです。

詳しい種の採取方法については、神奈川県のHPに掲載されていますので参考にどうぞ。

たまねぎの種採りについて – 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)

余った苗を食べる

最後は、余った苗は食べてしまいましょうということです。

玉ねぎの苗は、普通に食べることができます。ネギほど香りが強くないですが、ほんのり甘みがあります。

刻んで味噌汁にいれても良いですし、主な食べ方は、

・薬味として使う

・おひたし

・スープの具

・炒め物

など、何でも使えます。注意したいのは、外部で購入した苗。

無農薬で栽培されたものか、購入店舗で確認してから食べるようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

この記事では、

・玉ねぎの苗の余り、残りはどうすればいいの?

という疑問についてお答えしてきました。

残った苗は、捨てずに狭くてもよいので、どこかに植えておけば、ミニ玉ねぎや葉玉ねぎとして楽しめることがお分かりいただけたと思います。

せっかくの苗ですから、大切に使ってあげましょう。

記事は以上になります。ありがとうございました。

ABOUT ME
はぴねこ
ただの猫好きおじさんです。様々なきっかけで仕事に縛られず残りの人生を楽しんで生きようと決めました。楽しかったことや役に立つことを発信していきたいです。

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