我が家の家庭菜園では、夏の定番となった「オカワカメ」。
呼び方は「雲南百薬(うんなんひゃくやく)」とか、「アカザカズラ」とか色々とあるようですが、とにかく手間がかからず、多収穫なので重宝しています。
葉酸やミネラルも豊富で栄養価も高いですから夏バテ予防にも効果を発揮してくれていると思います。
で、この「オカワカメ」の栽培に関し、この記事では、
・オカワカメ栽培で摘心は必要なの?
・オカワカメの摘心のやり方は?
という疑問にお答えして行きたいと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて5年以上になります。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っています。オカワカメは毎年育てています。
【オカワカメ栽培】摘心は必要?不要?【5年以上の栽培歴から説明】
さて、早速オカワカメ栽培で摘心が必要かどうか、について説明していきたいと思います。
ちなみに、摘心(てきしん)とは、
芽の先端を摘み取り野菜などの生長を促すための手入れ作業です。摘心することで、生長が縦(主茎)ではなく横(脇芽)へ生長が広る結果、①草丈がコンパクトになる、②側芽が発達して花や実の収量が増える、といった効果があります。
オカワカメ栽培で摘心が必要かという点については、結論は、
・主茎は必ず摘心。あとは丁寧にやらなくても問題はないがやった方が良い
です。
ややふわっとした曖昧な回答になっていて申し訳ありませんが、経験上こんな感じです。
摘心はやった方が良いと考える理由
オカワカメ栽培で摘心をした方が良いと考える理由は以下のメリットがあるからです。
・柔らかい脇芽の先端を多数収穫できる
・株が大きくなりすぎず管理しやすい
・収穫が増える
・グリーンカーテンにする場合は、脇芽で全体を覆いやすい
当たり前の理由ですが、やった方がメリットがある感じです。
丁寧にやらなくても良いと考える理由
「丁寧にやらなくてもいい」と考える理由も説明しておきたいと思います。
主茎は放っておくと1本だけでぐいぐい伸びてしまうので、摘心が必要です。
栽培方法などを調べると「摘心を繰り返しながら収穫」と書いてあるものもありますが、そこまで丁寧にやる必要はないです。
生育が旺盛なオカワカメなので、定期的に摘心するのって、結構大変なんですよね。私の場合、主茎を適当なタイミングで摘心したら、あとは放置みたいな感じですが、全く問題ないです。
あと、収穫の際、先端の柔らかい茎や葉を摘んでいれば、自然と摘心されるので、適当で大丈夫です。丈夫でめちゃめちゃ良く育つ野菜なんで。
オカワカメの摘心のやり方
さて、オカワカメの摘心ですが、摘心のやり方は蔓の先端をハサミで切るだけです。
摘芯することでまっすぐ伸びていたツルから、脇芽が生えてきます。
摘心のタイミング
摘心のタイミングは、
・植え付け後2か月
・本葉が5~6枚
が適当とされていますが、遅れてしまってもまったく問題ないです。遅れたら、気づいたタイミングでつるの先端をカットしましょう。
その後の摘心
主茎を摘心したらあとは放置でも問題ないですが、脇芽の柔らかいところを収穫しつつ、蔓が伸びたら先端を切り戻していきましょう。
すると脇芽がまた伸びてきますので、秋頃まで収穫が楽しめます。
秋にはむかごの収穫も楽しめますよ。
むかごについては、「オカワカメは「むかご」から育てられる。むかごの収穫方法、食べ方、保存方法も。」に詳しく紹介していますので、興味がある方はどうぞ。

まとめ
いかがでしょうか。
「オカワカメ」の栽培に関し、この記事では、
・オカワカメ栽培で摘心は必要なの?
・オカワカメの摘心のやり方は?
という疑問にお答えしてきました。
結論としては、
主茎の摘心をしたらあとは収穫しながらゆるーく摘心を繰り返していけばいいですよ
ということです。初めて育てる方はいろいろと考えるかもしれませんが、正直こんなに栽培が簡単な野菜は他にないと思いますので、軽ーい気持ちで適当にやれば大丈夫だと思います。
オカワカメ栽培に関しては、増やし方や越冬方法などもご紹介しています。以下にリンクを貼っておきますので、参考にどうぞ。
▶【オカワカメ】ベランダ/バルコニーでプランター栽培する方法
▶【増やし方も簡単】オカワカメの育て方・栽培方法、収穫法などを解説
記事は以上になります。ありがとうございました。