直売所で、あっという間に完売したとの報道もあった、人気のホワイトとうもろこし「雪の妖精」。
この記事では、
・ホワイトとうもろこし「雪の妖精」ってどんなトウモロコシ?
・「雪の妖精」はどこで買えるの?
・「雪の妖精」の種はどこで入手できるの?
・「雪の妖精」の栽培方法は?
・「雪の妖精」の食べ方は?
といった疑問にお答えしていきたいと思います。
ホワイトとうもろこし「雪の妖精」とは

まず最初は、メロンより甘いと噂のホワイトとうもろこし、「雪の妖精」についてご説明していきます。
ホワイトとうもろこしの品種
白いトウモロコシには、
・ピュアホワイト
・ホワイトショコラ
・ロイシーコーン
など色々な品種があります。
特に有名なのは、「白いトウモロコシ」「幻のトウモロコシ」とも呼ばれる「ピュアホワイト」。です。
真っ白な実と平均糖度は15度で、多いものでは19度にもなると言われていて、その強い甘さが特徴です。
その一方で、一般的には、白いとうもろこしは食味が黄色いトウモロコシと比べ劣るとされてきました。
メロンより甘いホワイトとうもろこし「雪の妖精」
黄色いとうもろこしと比較して、その食味が劣るという課題を長年の研究努力によって克服したのが、「雪の妖精」です。
品種で言うとピュアホワイトの進化型になります。
「雪の妖精」は生で食べるのが一番おすすめといえるほど、食味が改善されていて、皮はとてもやわらかく、「まるでカスタードクリームを食べているような甘さ」とも表現されるほど甘さも抜群です。平均糖度は17度と言われていて、メロンや一般的なフルーツよりも糖度は高いです。
◇◆果物の一般的な糖度◆◇
イチゴ◇12~13度
柿 ◇16度
ぶどう◇17度
りんご◇13~15度
梨 ◇12度
すいか◇11度
メロン◇14度
桃 ◇13度
柑橘類◇10度
引用元
しかも、ゆで上がりも白色が雪のようにきれいで、くすみが少ないとのことで、良いことづくめの品種になっています。
ホワイトとうもろこし「雪の妖精」はどこで買えるの?
この記事の冒頭で、「直売所であっという間に完売となった」という報道(1本200円だったそうです)について触れましたが、「雪の妖精」は、栽培の難しい品種で、栽培農家さんが少ないため、まだ生産量が少なく、とても希少価値の高いとうもろこしです。
ですので、贈り物として送っても喜ばれると思います。
そんな「雪の妖精」はどこで買えるのでしょうか。主には以下の方法です。
・直売所で買う
・ネット通販で買う
・ふるさと納税の返礼品でもらう
順番に説明していきます。
直売所で買う
直売所のニュースで出ていたのは、栃木県鹿沼市の直売所だったと記憶していますが、ネットで調べると、以下の直売所で取り扱っているようです。
夏場の限定になると思いますので、足を運べる方は、直接入荷状況などを確認してから訪問すると良いと思います。
ネット通販で買う
ホワイトとうもろこし「雪の妖精」はネット通販で直接購入することもできます。参考にリンクを貼っておきますので、興味のある方はどうぞ。
とうもろこしのシーズンは「夏」です。気になる方は。人気の商品なので早めに予約するなどしてちゃんと確保しておきましょう。
ふるさと納税の返礼品で「雪の妖精」をもらう
最後、私のおすすめはふるさと納税の返礼品でいただくというものです。
ふるさと納税でいただくメリットとしては、以下の点が挙げられます。
・予約をしなくても(ほぼ)確実に入手できる
・送料がかからない
・ポイントがたまる
私は、楽天ふるさと納税でお買い物マラソン等のタイミングで寄付をすることで、20%近いポイントを受け取りつつ、返礼品もいただいてます。
ホワイトとうもろこし雪の妖精の栽培方法

ホワイトとうもろこし「雪の妖精」は購入するとそれなりのお値段がしますし、何よりとうもろこしが一番美味しい獲れたてを楽しむことができません。
というわけで、自分で「雪の妖精」を栽培したい方向けに栽培方法をご説明していきたいと思います。
「雪の妖精」の種を入手する
自分で育ててみたいという方は、種から育てると良いでしょう。雪の妖精の種は、一般的なホームセンターなどで見かけたことはありませんので、ネットなどで探すしかありません。
人気があるので早めの購入がおススメです。
雪の妖精の栽培方法
雪の妖精の栽培方法は、基本的には、通常のトウモロコシと同じです。冷涼地のハウス~露地マルチ栽培に適しますが、特に露地マルチ栽培が最適です。
「雪の妖精」の栽培で難しいのは、
交雑の発生
です。交雑とは、白い粒の中に黄色い粒が混じってしまうことです。
周辺に黄色いトウモロコシの株が植えられていると、この黄色いトウモロコシの花粉を受粉してしまい交雑が発生します。調査では、半径5mの範囲に違う種類のトウモロコシが植えられていると、交雑の確率は高いそうです。
農家さんが栽培する場合は、交雑が発生すると売り物にならなくなるため、周りの農家の協力も得ながら栽培していく必要があり、大変なようです。
周りで黄色いトウモロコシを育てている農家がいたら、やっと収穫と思ったら、全部交雑していたなんてリスクがありますからね。
ホワイトとうもろこし「雪の妖精」の食べ方

「雪の妖精」の食べ方については、
・生で食べる
・温めて食べる
の二通りがあります。
「雪の妖精」を生で食べる
「雪の妖精」を生で食べることができる品種です。
ネット通販などで送られてきたらそのまま生で食べてみましょう。
この品種の本当の美味しさを味わうには、朝の獲れたてを生で味わうのが一番。ジューシーで甘いトウモロコシの美味しさが口の中に広がると思います。
「雪の妖精」を温めて食べる
「雪の妖精」は他のトウモロコシと同じように温めて食べることもできます。温めて食べる方法は一般的に以下の通りです。
・電子レンジで加熱する
・茹でて温める
電子レンジで加熱する
雪の妖精の皮をむき、かるく水にひたします。
ラップをかけてレンジで約3分間あたためてください(電子レンジのWによって調整してください)。
茹でて温める
甘みを逃がさないため、皮を2~3枚残したまま茹でてみてください!いままでより、さらに美味しく召し上がれます。
※茹で時間は約3分位、茹ですぎは甘みが逃げてしまいますので注意です。
「雪の妖精」の保存方法
トウモロコシは収穫後、急速に糖度が落ちていきますので、とにかく収穫後、購入後すぐに食べていただくのが一番です。
残念ながら、すぐに食べれず、保存する場合は、皮つきのまま野菜室に保存しましょう。
とうもろこしは生育時の環境と同じように立てて保存するといいです。
横にして保存すると起き上がろうとして無駄にエネルギーを消費してしまうため、鮮度の落ちが早くなります。髭の部分を上に立てて保存してください。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、ホワイトトウモロコシ「雪の妖精」について、
・ホワイトとうもろこし「雪の妖精」ってどんなトウモロコシ?
・「雪の妖精」はどこで買えるの?
・「雪の妖精」の種はどこで入手できるの?
・「雪の妖精」の栽培方法は?
・「雪の妖精」の食べ方は?
といった疑問にお答えしてきました。希少価値が高くフルーツより甘いトウモロコシ。贈り物などにも良いと思います。一度試してみてはいかがでしょうか。
最後に、記事中に貼っておいたリンクを参考に再掲しておきます。
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。