豆苗はよく使ってますか?どんな料理にも合う食材で、一年を通して一袋100円程で買える経済的な食材ですよね。
私は、しゃきしゃきの食感が大好きで、よく購入しています。
この記事では、
・豆苗を買って料理に使ってみたけど、残った豆は何か使い道がないのかなあ
・再生した豆苗を畑や土に植えたらどうなるの?
という疑問にお答えしていきたいと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて5年以上になります。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っていて、再生後の豆苗でエンドウの栽培・収穫も行っています。
再生後の豆苗を畑の土に植える【時期は秋・春】
豆苗を畑に植えたらどうなるかの前に豆苗ってそもそも何?ということから説明していきます。
豆苗はグリーンピースです
私も知らなかったのですが、豆苗は、「エンドウ豆(グリーンピース)」の若菜です。
エンドウ豆は、
・サヤエンドウ
・スナックエンドウ
・グリーンピース
と生育の状態で呼び名も違いますが、要するにグリーンピースです。
購入されたら袋をみてみると良いですが、袋にも書いてありますよ(全然気が付きませんでした)
袋を見たついでに栄養に関してパッケージを見ると
- βカロテン:チンゲン菜の1.5倍
- ビタミンE:小松菜の1.8倍
- 食物繊維:ジャガイモの1.7倍
と記載されていて、栄養豊富な食材ということがわかりますよね。
栄養豊富、料理に使いやすい、安いの3拍子揃った良いことだらけの食材です。
豆苗は再生ができる
また、豆苗の凄いところは、一度食べるだけでなく、水に浸けておくと再生することです。
まず、豆苗買ったら、豆の上の部分(茎と葉っぱ)をカットして料理に使いますよね。
カットした豆を捨てたらダメですよ。
この豆をプラトレーなどに水を入れたものに浸します。
こんな感じですね。

6日後がこんな感じです。

またワサワサ生えてきています。凄い再生力です。
2回ぐらいまでは再生しますが、だんだん数や太さは衰えてきます。
豆苗を再生したら畑の土に植える(時期は秋・春)
さて、ここからが本題です。
・豆苗を料理に使ったら畑やプランターの土に植えてみませんか?
という話です。
私自身2回再生した豆苗を畑の土に埋めてみるとどうなるか、興味がありました。
エンドウですので、一般的な栽培方法は、
・秋(10月頃)に植えて越冬させる
・初春に植える
の二通りが考えられますが、秋植えを試してみました。
豆苗の豆はかなり数がありますので、元気そうなものを選んで、4粒ずつ地面に植えていきました。
ほとんどほったらかしで大丈夫です(寒い地域では防寒が必要かもしれません)
冬を越して、春になると、こんな風にワサワサ育ちます。


花が咲き、

実が付きます。

サヤエンドウですね。
一株で数十さやとれますから、凄いです。
ほんの一部ですが、収穫したものです。

気を付けてほしいのは、スナップエンドウの品種ではないため、さやが膨らむと筋張ってしまって食感が悪くなるという点です。
実のふくらみがわずかにわかるようになったタイミングで「サヤエンドウ」を収穫するのが、美味しく食べるコツですよ。
因みに、元が豆苗ですので、畑に植えた場合でも、「葉っぱ」「茎」は「豆苗」として食べることもできます。柔らかいところを収穫してくださいね、
今回は畑に植えましたが、プランターでも同様に育てることができます。
なお、エンドウの栽培適期は、秋植えと春植えなので、夏に植えて育てるのはちょっと難しいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・豆苗を買って料理に使ってみたけど、残った豆は何か使い道がないのかなあ
・再生した豆苗を畑や土に植えたらどうなるの?
という疑問にお答えしてきました。
100の豆苗を再生して二回食べ、さら畑に植えたら、サヤエンドウが沢山とれました。
再生まではやるという方も多いと思いますが、プランターがあればサヤエンドウまで収穫できる大変お得な食材です。
余っているプランターがあれば、とりあえず豆苗の豆を埋めてみてはいかがでしょうか。
土から出た芽が育っていく姿はやはりうれしいですし、少量でも収穫の喜びは格別です。
この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。