乗馬・馬術

馬術部に入ろうと考えている人に教えます。馬術部ってぶっちゃけどうなの?

大学に入ったら馬術部に入りたいと考えている方、これから大学で何をやろうかと迷っている方へ、大学での馬術部での日々の生活などについて私の経験を中心に書いていきたいと思います。高校馬術部の方にも少しは参考になるかもしれません。

私の経験ですので、すべての馬術部に当てはまるものではありません。そんなところもあるのか、程度で読んでいただければと思います。

どの大学や高校に馬術があるのか知りたい方は、こちらの記事「【乗馬ができる】馬術部のある学校【大学・高校を紹介】」で紹介していますので合わせてどうぞ。

馬術部での目的

まず、馬術部に入ることについてよく考えてみましょう。あなたが、馬術部に入る目的は何でしょうか。

①馬が好きなので側にいたい、世話をしてみたい

②馬に乗れるようになりたい

③試合や競技会に出てみたい

④学生生活の中心に馬術を置いて、大きな大会で活躍したい

と様々だと思います。

誤解を恐れずに言えば、大学の馬術部は③、④のレベルを求める人の集まりです。

もし①や②が目的であれば、可能な限り、サークルと馬術部両方を自分の目で見て自分にあったものを選ぶと良いでしょう。

もちろん、①、②の目的から始めてみたら、③、④になって競技会で活躍する選手になっている人もいます。

練習について

馬術部の練習はどんな感じでしょうか。順番に説明していきます。

練習頻度

練習頻度は、大学によると思います。

練習は、週6日、週1日が休馬(お休み)というところが多いと思います。週1日のお休みは、土日に試合があることが多いため、平日のところが多いと思います。学生生活とのバランスを重視しているところはもう少し頻度が少ないかもしれません。

高校の場合は、もう少し練習頻度も下がるところが多いと思います。

日々の練習

練習の始めに、主将や監督からその日の馬割(誰が何の馬に乗るか、どの順番で馬を出すか)が指示されると思います。

指示された馬に乗るのは大体30分~1時間、短ければ15分ということもあると思います。

学校にもよると思いますが、馬は試合馬と練習馬に分かれます。

試合馬は、基本的に公式戦に使うための馬で、レギュラーが決まっていて、毎日同じ人が同じ馬に乗ります。試合馬は日々の調教が重要なので、初心者が乗せてもらえることは数少ないと思ってください。

初心者が乗るのは主に練習馬です。まずは練習馬で腕を磨いて試合馬に乗れるようになりましょう。

私の所属していた馬術部では練習が半日程度でしたが、馬に乗る時間は30分程度です。運よく部員が少ない日は、2鞍乗れることもありました。他の大学では、朝、夕2回乗るというところもあると聞きました。

馬に乗っている時間以外は、馬房掃除、馬装(馬に鞍を付けたり乗れるように道具を装着すること)や馬具の手入れ、馬の手入れ(馬は乗り終わったら、足についた砂をよく洗い落とします)、ブラシ掛け、飼いつけ(馬に餌をやること)、馬場の整備など、作業がほとんどです。

それでも馬が可愛いのでそばにいるととても癒されましたが。

部費について

部費は学校によって異なると思います。数千円/月が相場だと思います。乗馬クラブで乗ること考えれば格段に安いです。

私自身がサークルではなく馬術部を選んだ理由の一つに部費がありました。

サークルは週1回の練習、馬術部は週6回の練習と聞いたのですが、部費はあまり変わりませんでした。「週6回乗った方がうまくなるだろう」とやや安易に考え馬術部の門をたたいたと記憶しています。

授業にでれるか

学生である以上、本分は学業ですよね。

ですので、ちゃんと授業に出て、勉強し、卒業できるというのも選ぶポイントだと思います。私の大学では、留年者はほとんどいなかった(同世代で1割)ですし、卒業できなかった者はいませんでした。

一方、他の大学の話を聞くと、馬場に入り浸りで学校に行けず、進級できないまま、馬術部の卒業と同時に大学も退学という話もちらほら聞きました。

その大学は、学内に馬場がないため、練習のためには遠方の馬場に行かざるを得なかったということがあります。

ですので、学業との両立を図りたい方は、馬場がどこにあるのか、キャンパスの近隣に馬場はあるか、という点をよく考えて選ぶと良いでしょう。

また、馬場が近くにあっても授業に出れないような運営(先輩が許してくれない)をしている馬術部も中にはあるかもしれません。ですので、部員の留年率や、授業の出席状況などは事前に聞いておくと良いかもしれませんね。

初心者から始めても試合に出れるのか

これから大学で部活(体育会)を始めようとしている方にとって、初心者で初めても試合(競技会)に出場できるかどうかは大きな問題、関心事ですよね。

これはあなたが入部する大学によると思います。

セレクションが多い大学では、経験者(中学までに実績のある選手)が自馬(自分の馬)を持ち込んで入部するケースが多く、初心者が大学から始めても付け入るスキはあまりありません。

関東であれば、日大、明治、中央、専修あたりがそのような感じでしょうか。

もちろん公式戦以外の試合にでるチャンスはあるかもしれませんが、初心者も少ないと思いますので、そのような大学は避けた方が良いかもしれません。

練習以外でやること

馬術部で特徴的なものとして、「使役」と呼ばれるものがあります(関東ではそう呼んでいましたが、関西などでは分かりません、)

使役とは、辞書を見ると

人を使って何かをさせること。働かせること。「牛馬のごとく使役する」

とあるとおり、まさに働かされることです。

下級生が中心になりますが、試合会場などの設営、競技中の運営、後片付けなどの仕事です。学生の大会であれば、ボランティアですし、一般の大会であればバイトです。

バイトと言いつつ、自分にお金が入ることはなく部に納めるのがほとんどだと思います。

同級生が少ないと毎週末、この使役に駆り出されるということになります。他大の同級生は、毎週のように来ていました。

この「使役」、あまりいいところはないのですが、

競技を間近に見ることができるというメリットと、他の大学の同級生と友人になれるというところがメリットでしたね。

今はどんな感じで運営しているのか知りませんが。。

馬術部に入ったら揃える馬術道具

最後に、馬術部に入ったら揃える乗馬用品について、お伝えしておきます。

細かいものは色々とありますが、必須の道具は以下のとおりです。

・キュロット(乗馬ズボン)

・長靴(ブーツ)

・ヘルメット

キュロット(乗馬ズボン)

キュロットは乗馬用のズボンです。鞍と擦れる膝の内側が革などで強化されています。

身体にピッタリフィットするタイプからややゆったりしたものまで、様々ですが、自分が気に入ったものを探しましょう。

価格は数千円~数万円~といったところでしょうか。

長靴(ブーツ)

長靴(ブーツ)も準備する必要があります。読み方は、「ちょうか」です。「ながぐつ」ではありませんよ。

長靴にはゴムタイプのものと革タイプのものがあります。

最初は、ゴムタイプのものを買っておくと良いでしょう。(馬の手入れ(足を洗ったりする)などにも重宝します)

ゴムタイプなら1万円程度~、革なら数万円~10数万円です。

私は革のオーダーメイドタイプを使っていました。フィット感など最高ですが、高価なものなので「4年間続けるぞ」と決めたら革のオーダーメードを買いましょう。

それまではゴムで十分です。

乗馬用ヘルメット

乗馬で怪我をしないためにヘルメットは必要です。

体験などの時は、部にある古いヘルメットなどを借りれると思いますが、ヘルメットは自分のものが欲しいですよね(汗をかいたりもするので)

ヘルメットの価格も数千円~数万円です。障害競技を目指す方はヘッドギアがつけられるタイプが良いでしょうね。

新入部員向けのセールがある

乗馬用品は高いので買うのをためらいますが、

5月のゴールデンウイーク頃に乗馬用品のショップで新入部員向けのセールが行われます。その際に上述した3点はセットで購入できたりするので、まずは、1か月間、続けていきたい部活なのか、しっかりと見極めていきましょうね。

まとめ

いかがでしょうか。

私の大学馬術部での経験をもとに、お話をしてきました。だいぶ時間が経っていますので、今では変わっているところもあると思いますが、大部分は大きく変わっていないと思います。

是非自分の目で、確認いただき、体験の時などに疑問点は質問しておきましょう。

私自身4年間の部活の生活はよかった面もあり、悪かった面もあります。皆さんには、後悔の残らないように選択して欲しいなと思います。

以上、この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
あけるなる
自然・動物・宇宙が好きです。あることをきっかけに人生観が大きく変わりました。仕事人間だった私が、今は、仕事はそこそこに人生を楽しんでいきたいと思っています。このブログでは、自分が知らなかったことや体験したことを中心に好きなことを発信していきたいと思います。 ニックネームは、エリダヌス座の1等星の名前が由来です。日本ではあまり見ることができない星です。 アラビア語で「河の果て」という意味のようですが、人生の目標の果てにたどりつきたいという願望と、「明ける・成る」という当て字もイメージして、新たな人生が明るく、楽しいものになってほしいとの気持ちを込めました。