サツマイモの葉っぱを見ていたら、表面に白い粉状の結晶がついていました。
この記事では、
・サツマイモの葉っぱにつく白い粉っぽい結晶は何?
・病気じゃないの?
という疑問にお答えして行きたいと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて5年以上になります。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っていて、さつまいもは苗から自分で作り毎年栽培しています。
サツマイモの葉っぱの表面につく白い粉状の結晶
我が家では、毎年、さつまいもの蔓を越冬させて翌年の苗を作っていますが、
サツマイモの苗を育てていると、感じで葉っぱの表面に白い(透明な?)粉みたいな結晶みたいなものが付着することがあります。
▶【サツマイモ栽培】自宅でも簡単にできるサツマイモの苗づくり、芽出しの方法
まずは、実際の画像を見ていただいた方が分かりやすいと思います。
病気か何かかと思い調べてみると、
・ヤラピン(ヤラッパ樹脂)
という成分が変色したものということが分かりました。病気ではありません。
ヤラピンとは、サツマイモを切ると断面から出る白い汁です。
食物繊維が豊富なサツマイモ。 サツマイモを切ると断面から滲み出るミルク状の白い液体は“ヤラピン”と呼ばれ、 サツマイモにしか含まれず、 胃の粘膜を保護したり、排便をスムーズにする効果があると言われています。
特にサツマイモの皮には、このヤラピンが豊富に含まれています。出典:株式会社海運
ヤラピンは、放っておくと黒いタール状になります。
ちなみになぜこのように葉っぱが白くなる(ヤラピンが出てくる)理由は分かりませんが、生育には影響はありませんでした。
なお、葉っぱの白い斑点がカビっぽい場合は、うどん粉病の可能性を疑いましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・サツマイモの葉っぱにつく白い粉っぽい結晶は何?
・病気じゃないの?
という疑問にお答えしてきました。ヤラピンという成分が変色したものでしたが、うどん粉病の可能性もあるので、本記事の画像を参考に判断してみてください。
記事は以上です。何かの役に立てば幸いです。