今日は、「サニーレタス」です。
この記事では、
・サニーレタスの育て方・栽培方法は?
・ダイソーの種を使ってもちゃんと育つの?
という疑問にお答えしていきます。
サニーレタスは、とにかく
・簡単
・丈夫で虫がつかない
・沢山採れる
の3拍子揃った野菜です。サラダなど用途も多いですので、家庭菜園には最適だと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて5年以上になります。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っています。サニーレタスはダイソーの種を使って一年中育てています。
その他のダイソーの野菜の種については、以下の記事でも紹介していますので参考にどうぞ。
サニーレタスの概要
まず最初は、サニーレタスの概要です。
レタスには
・結球型
・非結球型
がありますが、サニーレタスは、非結球型です。
家庭菜園で育てる時は、必要なときに必要な量を収穫でき、長期間採れるので、非結球型の方が便利でおすすめです。
私がいつも育てているダイソーの種の品種は「トジョンマット」と書いてありますが、品種はあまり気にしなくて良いと思います。サニーレタスの概要は以下の通りです。
和名 | サニーレタス |
---|---|
原産地 | 地中海沿岸から西アジア |
分類 | キク科アキノノゲシ属 |
発芽日数 | 約7~10日 |
発芽適温 | 15~20℃ |
以下、まきどきと収穫時期です。
<春まき>
寒地(北海道) | 寒冷地 (冷涼地) | 温暖地 (中間地) | 暖地 | |
まきどき | 4月中旬 ~7月下旬 | 4月上旬 ~7月中旬 | 3月下旬 ~7月上旬 | 3月中旬 ~7月上旬 |
収穫時期 | 7月中旬 ~10月下旬 | 7月上旬 ~10月中旬 | 6月中旬 ~10月上旬 | 6月上旬 ~9月下旬 |
<秋まき>
寒地(北海道) | 寒冷地 (冷涼地) | 温暖地 (中間地) | 暖地 | |
まきどき | 7月上旬 ~9月上旬 | 7月上旬 ~9月下旬 | 7月上旬 ~10月中旬 | 7月上旬 ~10月下旬 |
収穫時期 | 9月上旬 ~11月中旬 | 9月上旬 ~12月中旬 | 9月上旬 ~12月下旬 | 9月上旬 ~翌1月中旬 |
サニーレタスの育て方・栽培方法【簡単・ダイソーの種OK】
それでは、サニーレタスの具体的な栽培方法、育て方を説明していきます。
サニーレタスの栽培はとても簡単なので、初心者でも大丈夫です。
サニーレタスの種まき、発芽の注意点
サニーレタスの種まきは簡単です。直播でもポット撒きでもOKです。
畑やプランターに直接まく場合はばらまきで軽く土をかければ大丈夫です。ポットでも同様です。
サニーレタスの種まき上手に発芽させるための注意点は、主に以下の二つです。
・深く植えすぎない(土をかけすぎない)
・タネが流れないようにする
順番に説明していきます。
深く植えすぎない(土をかけすぎない)
レタスの種は、「好光性」です。つまり、光を感じないと発芽しない種なんですね。
良くある失敗としては、播き溝を作って種をまいてしまうケースです。この場合、土をかけすぎてしまうため、まったく発芽しないということが起こります。
種をまくときはばらまき(パラパラと落とす感じ)で、軽く土をかける感じでOKです。
タネが流れないようにする
上記で深く植えすぎないと述べましたが、軽く土をかけただけでは、水をかけると種が流れやすくなります。
そうならないために、土をかけたら軽く上から押さえます。また、水はけの良い土を使うことで、水が溜まって種が浮き出して流れてしまうことが防げます。
サニーレタスの種
種はダイソーの種で十分ですが、種苗メーカーの種が良い方はAmazonなどで購入できます。
ちなみにダイソーの種は、こんな感じです。写真は全部ではなくまだ沢山ありますので一袋(50円)買えば、かなりの回数使うことができます。
なお、種まき後、約7~10日で発芽します。発芽率は80%以上と発芽はとても良いです。
葉っぱが込み合ったら間引きしていく感じでOKです。間引いた葉っぱはベビーリーフとして、サラダなどに使えます。
ダイソーの種の安全性や発芽については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にどうぞ。
畑・プランターの準備
ポットで育苗する場合は、定植の2週間前になったら、畑の準備をしましょう。プランターの場合は直播なのでそのままでOKです。
畑の場合は、苦土石灰を混ぜて良く耕して、化成肥料、堆肥、油粕などを適量入れて、90㎝程度の畝を立てましょう。
雑草の防除、保温などの観点からマルチをかけて栽培することもおすすめです。以下の記事も参考にどうぞ。
定植・管理
本葉が4~5枚の時に定植します。
条間20cm、株間30cmで植え付けます。定植後はたっぷりと水をやりましょう。
私の場合、畑のスペースに限りがありますので、他の作物の畝の端っこパラパラと植え付けています。例えば、今はエンドウの畝に植え付けてます。5株も育てればかなりの量が収穫できるので、慣れたらそんな感じで育ててもらうとスペースが活用できますよ。
あとは、植え付け後、2週間程度で追肥を行えばOKです。生長が遅くなければ、追肥は忘れてしまっても大丈夫です。
ちなみに私は、ポットで育苗しますが、ポットは1つか2つ程度しか使いません。間引きは一切行わず、多少の徒長は気にせず、本葉2~3枚程度まで密植させて育てます。定植する際、ポットを崩して、根をほぐして一本ずつ畑、プランターに植えていきます。サニーレタスは強いですので、そのままでちゃんと根を張り育ちます。種の無駄もなく効率的な育て方ですので、是非参考にしてください。
収穫
種まきから2か月程度で収穫時期を迎えます。
草丈が20~25㎝程度になったら収穫しましょう。収穫方法は、株を丸ごと引っこ抜くか、下の葉からかき取り収穫をしていきます。(かきとり収穫については以下の記事も参考にどうぞ)
下の写真はややとう立ぎみですが、下の方の葉っぱをかき取って収穫した跡を見て取れると思います。
サニーレタスの栽培記録(越冬)
サニーレタスの栽培記録です。普段はあまり記録としては残していないのですが、今年は越冬に挑戦しましたので、少しだけ。
サニーレタスは短時間であれば-3℃程度まで耐える耐寒性のある野菜なので、越冬できるかと試してみました。
越冬の方法としては、
・黒マルチ
・不織布
の二つを使い保温しました。
結果は、半分成功って感じでしょうか。以下の写真は3月に撮影したものですが、マルチの穴にはすべてサニーレタスまたはサンチュを植えていましたが、結構寒さでやられました。
寒さに耐えられないと真ん中のレタスのように枯れてしまいます。
傾向としては、畝の中心よりも側面のレタスの方が生き残りが多かったです。不織布と密着していたからでしょうか。来年も検証してみたいと思います。
あとは以下の写真のように株元で二股に分かれてしまった株もいくつかありました。これも寒さの影響なんでしょうか。
2021年4月
その後順調に成長しています。とう立ちしてきた株も増えてきましたが、大量に収穫できています。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・サニーレタスの育て方・栽培方法は?
・ダイソーの種を使ってもちゃんと育つの?
という疑問にお答えしてきました。是非皆さんも育ててみてくださいね。
この記事が何かの役に立てば幸いです。
最後は、私の好きな斎藤一人さん「人生がなぜかうまくいく人の考え方」の天国言葉で締めたいと思います。
愛しています、ツイてる、うれしい、楽しい、感謝します、しあわせ、ありがとう、ゆるします
最後までお読みいただきありがとうございました。