新島の名物の一つと言えば島のいたるところに存在するモヤイ像ですよね。
この記事では、
・モヤイ像はなぜ作られたのか、その理由は?誰が作ったのか?
・モヤイ像はいつから、島にあるのか?
・モヤイ像のスポットは?
と言った疑問に、実際に新島に行って「モヤイ像」を見た体験などからお伝えしていきたいと思います。
新島になぜモヤイ像があるのか?その理由
まず最初は新島になぜ「モヤイ像」があるのか、その理由についてご説明します。
モヤイ像はいつからあるのか?
新島のモヤイ像は古いものではなく、昭和40年代に作られたものだそうです。今から50年ほど前ということになります。
ちなみに、モヤイ像から連想するのが、イースター島のモアイ像ですが、モアイ像の方は、1000年以上前に作られたとの説があるようです。
なぜモヤイ像を作ったのか。その理由と作った人々
「モヤイ像」を作った人は、以下の方々です。
・大後友市(ダイゴユウイチ)氏
・地元の友人
・島外の仲間
大後氏は、当時、新島のお土産と言えば名物の「クサヤ」しかないことに危機感を感じていて、本物のメイドイン新島を作らないといけないと考えたそうです。
そこで、イタリアのレパリ島と新島でしか採れないコーガ石に目を付けこけし人形を作ったのが始まりと言われています。
その後、「新島観光のシンボルとして巨石に顔を掘ったものを島に並べる」という夢が生まれまれました。
当時は批判的な意見もあったようですが、多くの島外の仲間の助けもあり、大きなモヤイ像が新島に立ち並び、全国的にも有名になったとのことです。
という訳で、新島にモヤイ像がある理由は、
・新島の新たな名物を作るため、大後氏とその仲間たちが、コーガ石という新島で採れる石を使って作った
ということになります。
モヤイ像の名前の由来
新島では古くから「モヤイ」と呼ばれる美しい風習があります。
島民が力を合わせるときに使われる言葉で、「協力する・助け合う」という意味で、島の人々の素朴なやさしい気持ちを表すものです。
その「モヤイ」という言葉から、モヤイ像と名付けられたということです。
モヤイ像が作られるコーガ石とは
モヤイ像は、コーガ石という特殊な石から作られています。
軽石の一種で、正式には「抗火石」という石の種類で、日本では、伊豆諸島の新島、式根島、神津島と伊豆半島の天城山でしか取れないそうです。
日本以外では、イタリアのレパリ島でしか採取されない希少な岩石で、実際に持ってみると軽いです。
コーガ石のモヤイ像のお土産は見つからなかったのですが、コーガ石で↓こんなものが作れたら面白いお土産になると思いますね。
このモヤイ像は新島から贈られた渋谷駅のモヤイ像
どこかで見たことのあるこの「モヤイ像」。そう、渋谷駅前にあるあのモヤイ像です。待ち合わせ場所にした方も多いと思います。
写真は新島にあったものですが、新島から渋谷区に贈られたものだったんですね。
新島にある様々なモヤイ像スポット
島を散策すると様々なモヤイ像に出会います。私が出会ったモヤイ像の一部ですが、ご紹介しますね。
民宿浜庄さんの入り口にあるモヤイ像です。屋号が石に刻まれています。
男の人でしょうか?
インドの仏像か何かの顔見たいに見えました。
「進撃の巨人」に出てきそうな顔ですね。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・モヤイ像はなぜ作られたのか、その理由は?誰が作ったのか?
・モヤイ像はいつから、島にあるのか?
・モヤイ像のスポットは?
と言った疑問に、実際に新島に行って「モヤイ像」を見た体験などからお伝えしてきました。
新島のモヤイ像は意外と新しいもので人の手で作られたものだとお分かりいただけたと思います。
この記事が皆さんの何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。