ツルムラサキ PR

【夏の葉物野菜】つるむらさきの育て方・栽培方法、収穫法などを解説

夏場の貴重な葉物野菜のつるむらさきです。

実際に育ててみると、手間がほとんどかからず、多収穫、長く収穫できるので、1株植えておくと夏場に重宝する野菜です。

でも、実際に育ててみようかなと思うと、

・つるむらさきはどう育てれば良いの?

・つるむらさきはどこを収穫すれば良いの?

といった様々な疑問がでてきますよね。

この記事では、これらの疑問にお答えしていきたいと思います。

【夏の葉物野菜】つるむらさきとは?特徴など

まずは、つるむらさきがどんな野菜なのか簡単に触れていきます。

つるむらさきは、ツルムラサキ科の東南アジア原産のつる性の一年草で、紫色と緑色の品種があります。どちらも食用にできますが、緑色のタイプの方が主に流通しています。生産は福島、宮城、山形の東北3県が盛んです。

つるむらさきの栽培に関する特徴は以下の通りです。順番に説明していきます。

・夏場に少ない貴重な葉物野菜

・栽培に手間がかからず簡単

・長い期間にわたって沢山収穫できる

・虫がつきにくい

・緑黄色野菜なので栄養が豊富(栄養価はほうれん草よりも高い)

夏場に少ない貴重な葉物野菜

つるみらさきは、小松菜やほうれん草などの葉物野菜が少なくなる夏場が旬の貴重な葉物野菜です。夏場に葉物野菜を摂りたいという方は育ててみると良いでしょう。

夏場に育てやすい葉物野菜については、以下の記事でもご紹介していますので、参考にどうぞ。

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栽培に手間がかからず簡単

つるむらさきは、栽培にほどんど手間がかかりませんので非常に簡単です。支柱を立てなければほぼ放置でOKです。

作業は、必要に応じて追肥する、支柱を立てた場合は、支柱に誘引するぐらいです。

長い期間にわたって沢山収穫できる

つるむらさきは、ほうれん草などのように収穫して終わりではありません。

つるの先を収穫したら、脇芽がどんどん生えてきますので、それもまた収穫することができます。初夏から、秋まで長期間にかけて収穫できますので、1株植えておくと重宝するでしょう。

虫がつきにくい

つるむらさきは、虫がつきにくいです。葉っぱをかじられた跡などもほとんど見ません。虫が苦手という方にもおススメできる野菜ですね。

緑黄色野菜なので栄養が豊富(栄養価はほうれん草よりも高い)

つるむらさきは緑黄色野菜です。

ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、鉄などのビタミンやミネラルを多く含み、ほうれん草より栄養価が高いと言われています。

つるむらさきの育て方・栽培方法

つるむらさきの育て方・栽培方法について解説していきます。

栽培時期

種まき、植え付け、収穫の時期は以下の通りです。

種まき時期4月上旬~7月中旬
植え付け時期4月末~7月下旬
収穫期6月中旬~10月中旬

つるむらさきの種まき

つるむらさきの種まきは霜が降りなくなった暖かい時期に行います。4月中旬から5月ぐらいが最適です。発芽適温は20℃~です。

種の皮が厚めなので、一晩水に浸しておくと発芽しやすくなります。(やらなくても大丈夫です)

1か所につき3粒~4粒まき、本葉が3枚ぐらいになったら、生育の良いものを1本残して間引きましょう。

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つるむらさきの植え付け

つるむらさきの苗の植え付けは、4月下旬から6月ぐらいが良いです。7月に植えても育ちますが、収穫期間が短くなります。

本葉が3~4枚になった苗を植え付けましょう。株間は30~40cm取りましょう。植え付けをしたらたっぷり水をやっておきましょう。

乾燥防止のために、マルチや抜き取った雑草などを根元に置いておくと良いでしょう。

苗を植え付けて2週間程度の様子です。

つるむらさき栽培の支柱

つるむらさきは、支柱を立てても立てなくても栽培できます。

通常は支柱を立てないそうですが、私のように狭い場所で育てる場合は、支柱を立てた方が管理がしやすいですし、スペースの有効活用ができると思います。

こんな感じです。この写真では、1本の支柱ですが、葉と茎が生い茂ると重くなりますので、その後補強しています。

長く伸びますので、支柱は1メートル以上のものを用意しましょう。

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ネットを張って這わせることも可能です。

つるむらさきの摘心

つるむらさきは、伸びてくる脇芽部分を収穫していきますので、先端は摘心(摘み取り)します。

支柱を立てない場合は30cm程度に伸びたとき、支柱を立てる場合は1~1.5mに伸びたときに摘心します。

つるむらさきの収穫

つるむらさきの収穫は、簡単です。

脇芽が15~20cm程度に育ったらどんどん脇芽を摘み取っていきましょう。葉が大きくなってしまうと固くなったり、少しえぐみが出るので、若い葉っぱと茎を摘み取ると良いでしょう。

茎と葉っぱを食べることができます。脇芽の根元から手で折っても良いですし、はさみで切ってもOKです。

脇芽はどんどん出てきますので、どんどん収穫して、もりもり食べていきましょう。

ちなみにツルムラサキは越冬させて、翌年にまた育てることができます。以下の記事「【とても簡単】ツルムラサキの越冬方法」に詳しく解説していますので、ご参考にどうぞ。

ツルムラサキ越冬①
【とても簡単】ツルムラサキの越冬方法この記事では、「ツルムラサキを越冬させることができないだろうか」という疑問にお答えしています。具体的な方法を説明していますので参考にしてください。非常に簡単ですので、是非皆さんも試してみてください。...

つるむらさきの味や料理

つるむらさきの味はどんな味なのでしょうか。

個人的な感想では、「ほうれん草」に近い味だと思います。違いは独特のぬめりがあることです。夏場なのでねばねばは歓迎ですが。

料理は、茹でてお浸しにしたり、炒め物などに使うことが多いです。茹でても、炒めてもどちらでも美味しくいただけます。

つるむらさきの栽培はこんな方におススメ

ここまでご説明して来たことを踏まえると、つるむらさきの栽培はこんな方におススメです。

つるむらさきの栽培はこんな方におススメ

・忙しくて栽培に手間をかけられない方

・虫が苦手な方

・野菜栽培の初心者の方

・夏場の葉物野菜を育てたい方

・緑黄色野菜の栄養を摂りたい方

・多収穫の野菜を育てたい方

まとめ

いかがでしょうか。

つるむらさきのさ育て方や栽培法について、

・つるむらさきはどう育てれば良いの?

・つるむらさきはどこを収穫すれば良いの?

といった疑問にお答えしてきました。

実際に育ててみると、手間がほとんどかからず、多収穫、長く収穫できるので、1株植えておくと夏場に重宝する野菜です。

ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。

以上、この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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ただの猫好きおじさんです。様々なきっかけで仕事に縛られず残りの人生を楽しんで生きようと決めました。楽しかったことや役に立つことを発信していきたいです。

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