夏の葉物野菜として、メジャーになりつつあるオカワカメ。ハート形の葉っぱもかわいいですよね。
秋になると山芋などと同じように蔓や根元にむかごができます。
このオカワカメのむかごについて、この記事では、
・オカワカメをむかごから育てる方法は?
・オカワカメのむかごの収穫方法は?保存方法は?
・オカワカメのむかごって食べれるの?
といった疑問にお答えしていきます。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて5年以上になります。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っています。オカワカメは毎年育てています。
オカワカメは「むかご」から育てられる
オカワカメの育て方はいくつかあります。主に以下のとおりです。
種や苗はどこかで購入する必要がありますが、差し芽やむかごはオカワカメを栽培している方からもらえばOKです(タダで作れます)。
それぞれの栽培のタイミングを示すと以下のような感じです。作りたいなと思った時期に合わせて選べばOKです。
苗 ⇒ 春先5月ぐらいまで、
差し芽 ⇒ 夏場6月~8月ぐらい
むかご ⇒ 栽培前年の秋に収穫、翌年5月ごろに植え付け
オカワカメをむかごから育てる場合の植え方
オカワカメをむかごから育てる場合、栽培前年の秋にむかごを収穫し、翌年春まで保存しておきます。
春になったら土の上に置いてあげましょう。
軽く埋めても大丈夫ですが、埋める必要はありません。勝手に芽が出て、土に根を張っていきます。丈夫な野菜なんです。
風で飛ばされないか気になる方は軽く土をかけてあげても大丈夫です。
オカワカメのむかごが発芽した様子です。今年の春にこんな感じで発芽しました。
そのほかの育て方については、「【増やし方も簡単】オカワカメの育て方・栽培方法、収穫法などを解説」で詳しく説明しているので良かったら参考にしてください。
オカワカメのむかご:収穫方法、保存方法
オカワカメのむかごの収穫方法、保存方法について説明しておきます。
オカワカメのむかごの収穫方法
むかごは、蔓や株の根元にできます。丸っこいものからごつごつしたいびつなものまでさまざまですが、手で簡単にとれます。
収穫の時期は、秋頃です。
収穫したものは食べることもできます。翌年栽培に使う場合は、保存しておきましょう。
オカワカメのむかごの保存方法
収穫したむかごは、袋(ネットなど通気性の良いものがいいです)に入れて、暗所に保存しておきましょう。
プランダー栽培などでは、霜が降りないようであれば、根元部分は土の中に入れたままにしておいても大丈夫です。
今年の我が家では、春先に掘り起こしたむかごを収穫し、そのまま発芽させました。屋外で越冬させても大丈夫でしたよ。
オカワカメのむかご:食べ方
オカワカメのむかごは、結構沢山取れます。
翌年の栽培に使う分をキープしたら、残りは食べてしまうことをお勧めします。
オカワカメのむかごは山芋のような感じで粘り気があります。一言でいえば芋ですから、芋に合う料理であれば、なんでもいけます。
・蒸す
・炒める
・揚げる
・ごはんと一緒に炊く
COOKPADで「むかご」と検索すればさまざまレシピが出てきます。オカワカメのむかご用ではないですが、同じように楽しめますよ。
是非試してみてください。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、オカワカメのむかごについて、
・オカワカメをむかごから育てる方法は?
・オカワカメのむかごの収穫方法は?保存方法は?
・オカワカメのむかごって食べれるの?
といった疑問にお答えしてきました。
オカワカメは栄養価も高く夏の貴重な葉物野菜、そして何より育てやすいということで良いこと尽くしの野菜です。
是非、皆さんもむかごから育ててみてくださいね。むかごから芽が出た姿がとてもかわいいですよ。
なお、栽培したオカワカメは越冬させられます。詳しくは、「【簡単、放置でOK】おかわかめ栽培:越冬の方法」に記載していますので、参考にどうぞ。
その他のオカワカメの栽培に関しては以下の記事も参考になると思います。参考にどうぞ。
記事は以上です。ありがとうございました。