おかわかめも花が枯れて、むかごも出来てシーズンも終了です。
この記事では、
・おかわかめは越冬できるの?
・おかわかめを越冬させるにはどのようにすれば良いの?
ということについて解説していきたいと思います。
この記事の信頼性
この記事の筆者は家庭菜園を始めて5年以上になります。市民農園での露地栽培とプランター栽培で30種類以上の野菜栽培を行っていて、おかわかめは越冬を繰り返し3年目に突入です。
なお、私の住まいは関東圏の一般温暖地に該当する地域です。
おかわかめ栽培:越冬の方法
おかわかめの越冬方法は何も難しいことはありません。
以下のとおりです。
・露地栽培 ⇒ 放置
・プランター栽培 ⇒ 放置
つまり何もしなくても良いということです。
雑な説明をするなと言われそうですが、おかわかめはとても強い植物ですので、よほどのことが無い限り枯れません。
露地栽培などでは、地表部分は枯れますが、根は確りと生きているため、そのままにしておけば春になり暖かくなるころには新芽が出てきます。
プランター栽培でも同様です。
我が家ではプランター栽培をしていますが、完全に放置しています(水はあげますよ)。
真冬になると生長は止まりますが、日当たりが良いためか、地表部分も枯れることなく越冬しています。
こちらの写真は12月時点のものですが、生長は止まっていますが、まだ葉っぱが緑色です。こんな感じのまま越冬します。
というわけで、おかわかめの越冬方法は、
・完全放置
でOKです。
気温が下がる地域や日当たりの悪い場所に置いておく場合などは、地表部分の枯れた茎葉を切り落として、株元に堆肥をまく等して防寒対策を施しておきましょう。
それでも越冬が心配な方へ
放置しておいて枯れてしまったらどうするんだと心配な方のために、バックアップの方法おをお伝えします。
室外で放置しておくおかわかめの他に以下2つの方法でおかわかめを確保しておくと翌年も間違いなく育てることができます。
・地表部が枯れる前に茎をカットし、室内で育てる
・むかごを保存する
順番に説明していきます。
おかわかめの地表部が枯れる前に茎をカットし、室内で育てる
当たり前ですが、寒いので枯れるわけですから、暖かい室内で育ててあげれば、越冬は可能です。
室内で育てる場合は、以下の二つの方法があります。
・植木鉢で育てる
・コップ、花瓶などで育てる
まず、地表部が枯れる前に新芽の出ている茎をカットして残しておきましょう。
茎の長さは以下の写真ぐらいあれば十分です。
鉢で育てる場合は、茎の部分を土の中に入れておけばOKです。勝手に根を張って生長し始めます。
コップや花瓶で育てる場合は、コップや花瓶などに挿しておくだけです。
水は新鮮なものに2日に一回程度交換していれば、春まで持ちます。初夏になり暖かくなってきたら、畑やプランターに植えてやれば、秋までおいしいおかわかめの収穫が楽しめます。
おかわかめのむかごを保存する
もう一つの越冬のバックアップ方法は、むかごを保存するという方法です。
おかわかめは秋になり花が枯れるころに、株元や茎の節にできる小さな芋のようなものです。他の植物の種のような働きをするもので、地表に落ちると春になると芽を出して増えていきます。
こんな感じです。
蔓のあたりはこんな感じ。
冬になる前にむかごを収穫し、保存しておきます。
新聞紙に包んで室内で保存しておけばOKです。春になったら土の上においてあげましょう。新芽が出てきますよ。
以下の写真がむかごと新芽です。葉っぱの下の塊がむかごです。
おかわかめのむかごについては、こちらの記事「オカワカメは「むかご」から育てられる。むかごの収穫方法、食べ方、保存方法も。」で詳しく解説していますので、良かったらどうぞ。
まとめ
この記事では、
・おかわかめは越冬できるの?
・おかわかめを越冬させるにはどのようにすれば良いの?
ということについて解説してきました。
基本的には完全放置でOKですが、心配な場合は、この記事で説明した2つのバックアップ方法を試してみてください。ほぼ間違いなく来年もおかわかめを育てることができると思いますよ。
記事内で紹介した関連記事等も含め、オカワカメ栽培に関しては以下の記事も参考にどうぞ。
▶【オカワカメ】ベランダ/バルコニーでプランター栽培する方法
▶【増やし方も簡単】オカワカメの育て方・栽培方法、収穫法などを解説
▶【オカワカメ栽培】摘心は必要?やり方は?【5年以上の栽培歴から説明】
この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。